バリヤフリーの流れを受けて、路線バスにはノンステップバスが流行っていますね。
昔のバスのように、ステップを何段も上らなくていいので、乗るときはとっても楽ですが、車内に乗り込むと違和感を覚えるのは私だけではないと思います。
従来のバスのタイヤ、エンジン等基本レイアウトをそのままに床だけを下げているので、
・リアタイヤより後ろはひな壇みたいで窮屈
・フロントタイヤ上の席はとっても高くて座りにくい
こんな感じ
(京都市交通局のHPより引用)
・中間辺りは良いかと言うと、そうでもなくて、座ると窓が高いところにある
など、結局乗りやすいけど、安らげない環境な気がしていました。
そしたら、こんなバスを見つけました。
イギリスの
Optare製の「
solo」と言うバスです。
なんとこのバス、フロントタイヤが運転席より前にあります。
ですから、日本のバスとは違って一番前の席も楽々座れますし、窓も低い位置にあるので、とっても落ち着けそうです。
まぁ、リアタイヤ付近は多分日本のバスと同じようでしょうけど。
これって、小さいミニバスなんじゃないの?と思って調べてみると、
全長10.2m
全幅2.5m
座席37席
と日本のバスと大差ありません。
日本で言う普通の路線バスサイズです。
どうして、日本ではこのような画期的なデザインをもつバスが設計されないんでしょうね?
日本の技術力って、しょせんこんなものなのですね。ちょっとがっかりしました。
どこかイギリスから輸入して運航してくれるところ無いかな・・・。