ウドの初物
かなり芽吹きも進み、柔らかな小さな若葉の林もまだ透けて、地面に咲くカタクリたちも見える。春の心地よい風に吹かれて、なぜ、なぜと思いを膨らませてるが、少しするとこの前思ってたことを、又新しい思いと勘違いして、少し落ち込んで苦笑している。川の流れや小鳥のさえずり、切ないほど春は素晴らしい。周りはほとんど雪が消え、高い山々が白く光っている。ようやくサクラも咲き始め、まだ朱色の若々しいサクラ。少し霞がかった空から降り注ぐ陽射しも柔らかく、雪解け時期と大雨の日にしか見え無い大沢川の滝が白く光りながら落ちている。もうそろそろ歓迎会も落ち着いてきたが、毎日てんてこ舞い。昨晩宴会の盛りに近所の友達がタラの芽と泥だらけの初物のウドを持ってきてくれた。すべての宴会のお客さんに出せばいいのだが、レギラーが二人休みで追われていたので某開業医のグループの人達に出した。さっと洗い生味噌で食べて貰った。フキノトウとタラの芽とウドを天ぷらにして死海の塩で提供した。みな喜んでくれ嬉しい夜だった。{/hiyo_please/}{/hiyo_do/}ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。