今回はぱっとしない田舎県の地上デジタル放送事情かも☆

地上デジタル放送は2003年12月1日より、東京・大阪・名古屋の
３大都市圏から開始。
徳島県はというと放送エリア展開の第３段階、2006年10月本放送
開始と非常に遅い開始になってるよ。
(2006年12月の九州地区が最後！)

徳島県の地上デジタル放送のチャンネルはこんだけ
－－－－－
３ch　ＮＨＫ総合
12ch　ＮＨＫ教育
１ch　四国放送(地方局)
－－－－－
たった３チャンネルしか電波は飛ばない。

普通に考えると一般家庭で３ｃｈしか観ないはずがない。
徳島県東側の海寄りの地域は、瀬戸内海を渡る電波をアンテナ
受信。
内陸は電波状態が悪いので、大阪近辺から電波を中継している
地域ケーブルテレビと契約。
おかげで田舎でも大阪付近で放送されている民放が観られるよ。

問題は地上デジタル放送に移行した後。
殆どの県民が利用している地域ケーブルテレビでの話だけど
徳島県の放送として国が指定した３チャンネルは間違いなく
ハイビジョン配信される。
問題は本州から中継されているその他の民放。
本州の民放が放送している番組を、悪く言えばタダ乗りの形で
観ている事になる。（全国区向けのＣＭも流れますが・・）

本州の地上デジタル放送の電波を地域ケーブルテレビが勝手に
流してよいはずもなく、2006年4月から地上デジタル放送の試験
放送をしてるケーブルテレビ徳島も本州の民放はＳＤ（標準画質）
放送のまま。
地上デジタル放送中継の決定権は地方局の四国放送にあると
思われる。

簡単にいえばヤマダ電機でハイビジョンテレビを買ったところで
従来とおなじＳＤ（標準画質）放送を当面観つづけなければいけない
ということになる(>_<)

四国放送が県民を敵にまわすとは思えないけれど、メリットがない
(デメリットはあるかも)のでそう簡単に認めるとは思えない。
地上デジタル放送中継については告知が全く無い状況である。
おまけにｋａｍｏの契約している地域ケーブルテレビのホームページ
には地上デジタル放送の文字すら無い。
ほんとに2006年10月に地上デジタル放送切替が実現するのだろうか？

ｋａｍｏ家はハイビジョン＆ＡＡＣ５．１ｃｈに対応した環境を設置済み。
自慢のシステムが活きるかどうかは今後の展開にかかってるかも～☆