カテゴリ:無線機器
昨夏に二度もファイナル故障でWDXCに修理していただいたFT-817に、どうやらまた同じ問題がおきていそうなことに気づきました。
最初に故障したとき、このときはすでにファイナルがだめになっていたと思われますが、出力が全バンドで出なくなるとともに、144MHzで内蔵のSWR計が高い値を示していました。 二度目の故障のときは、やはり144MHzのSWRが高い値を示したのが最初のきっかけで、しばらくして送信出力が出なくなりました。 昨日来行っている、シールドバッテリのテストで負荷をかけてみようと、先ほどダミーロードに144MHzで送信してみたところ、SWRが振れて肝が冷えました。 電源を安定化電源に換えて同じことをしてみると、ほかのバンドを含めてSWR表示の問題はありません。しかし、ためしに電源電圧を下げてみると問題が再現しました。 144MHzの5W出力設定のときのみ、電源電圧12.5VでSWR計がひと目盛り、12.0Vで二目盛り点灯します。電源や電源線の取り回しが上等ではないので、送信中の817の端子電圧はさらに0.4V程度低下していました。規格上保証しているはずの電源電圧13.8V-15%は11.73Vなので、少なくとも12.5VのときにSWR計が振れるのは何か変です。 この現象、144MHzでも2.5W以下の出力設定や、ほかのバンドでは起きませんでした。最初の故障の際に心配していた、144MHz固有の問題がどこかにありそうです。またファイナルを壊しそうで、怖くて送信できなくなってしまいました。 WDXCに相談してみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.30 09:31:47
コメント(0) | コメントを書く
[無線機器] カテゴリの最新記事
|
|