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カテゴリ:名馬伝説
一人の騎手に栄光と終わりを告げた馬がいたことをあなたは知っていますか?

どこまでも快速馬であり続けた馬がいたことをあなたは知っていますか?

競馬ファンを競馬に熱中させ、そして競馬について深く考えさせた馬がいたことをあなたは知っていますか?

悲劇の超特急

キーストン

あなたにとって心に残る馬とはなんですか?

最強馬ですか?偉業を達成した馬ですか?連勝し続けた馬ですか?

私にとっての心に残る馬は、何かを考えさせられる馬です。

キーストン 父:ソロナウェー 母:リミットミッジ

父は、名種牡馬で、多くの代表産駒を輩出していた。

しかし、どの産駒もスプリンターで、キーストンもスプリンターとして考えられた。

子馬のころの体格は、とても小さく(成長しても440kg程度だった。)さらに

歩行もぎこちなかったことから、競走馬としては期待されていなかった。

特徴といえば、人間の指示にしっかりと答え一生懸命走ることぐらいであった。

しかし、いざ調教になると脚色が変わり、とてもきれいな走りをする馬で

デビュー前には期待を集める馬となっていた。

名前も快速馬として期待されていたことからペンシルヴェニア鉄道の超特急

”キーストン号”の名前を与えられた。

この物語を進めていく上で山本騎手の話をしないわけにはいかないだろう。

昭和31年にデビューし、「関西のドン」も呼ばれていた武田文吾厩舎の専属騎手になった。

今と違い、当時、騎手たちは自分の所属している厩舎の馬以外に乗ることはほとんど無かった。

しかし、武田厩舎には、シンザンの主戦騎手も務めた、栗田勝も所属していた。

そのため、山本に良い馬が回ってくることはないということは言うまでもない。

山本は様々な厩舎を転々とした。そして昭和39年の夏、キーストンと出会った。

武田調教師の薦めで、山本はこのひ弱そうな、小柄な馬のデビュー戦を任されることになる。

キーストンは、その名にはじることない走りをデビュー戦から見せつけ

実に6連勝という偉業をやってのけた。この連勝全てを大逃げで勝ってきたことから

キーストンは快速馬の称号をほしいままにする。

しかし、キーストンのレースを実際に見た人は、この馬の逃走劇のことを

『悲壮感の漂う逃げ』

と評している。

何からそんなに逃げているのか。何がそんなにも恐いのか。そう思わせるほど

一生懸命逃げ続ける。

それがキーストンの走法であった。

しかしながらこの連勝により、クラシックの本命の一角にまで

なったのだ。もう一頭、その年のクラッシクには本命が存在した。

順調に成長してきた、ダイコーターである。皐月賞の前哨戦

スプリングSで二頭は初めて激突する。レースの結果は、前半から果敢に逃げた

キーストンをダイコーターが楽々とさしきるという、キーストンファンにとっては

あまりに衝撃的なレースであった。

そして皐月賞。一番人気はダイコーター、二番人気がキーストン。

しかし結果は、人気薄のチトセオーが1着、2着にダイコーター。

キーストンはというと、まさかの14着に終わっている。

こうなると競馬ファンの罵声はすごいもので

『キーストンは終わった。』『早熟だったのだ。』

などと、好き勝手に罵声が始まった。さらには山本騎手が乗り変わりの危機に瀕していた。

キーストンにとっても、山本にとっても崖っぷちの日本ダービーとなった。

当日の天気はあいにくの雨で、馬場は不良。快速馬にとって最低の条件だったといっても

過言ではないだろう。人気はダントツの1番人気にダイコーター

かなり離れた2番人気にキーストン

第32回日本ダービーのスタート

崖っぷちにたたされた大舞台でも、二人のレースは変わらない。いつもどおりの大逃げ。

いや。いつも以上だったかもしれない。

場内からは『飛ばしすぎだよ!』という声がわく。しかし、キーストンと山本には

この戦法しかなかったのだ。

直線にむいてもキーストンの脚色は衰えない。そしてそのまま

ゴール板を一番早く駆け抜けてみせた。

第32回日本ダービー馬 キーストンの誕生である。

ここからキーストンの栄光の物語を始まると誰もが信じて止まなかった。

そして山本にとっても最高の瞬間だった。

その後は、菊花賞では距離適正の問題もありダイコーターの2着。

菊花賞後は、ケガにも泣かされ5歳の時には4戦2勝と振るわなかった。

鞍上も山本以外が乗ることも多くなってきていた。しかし、6歳になると3連勝し

引退も決まったこともあって、再び鞍上は最高のパートナー山本になる。

4連勝かかったレースも、見事に山本と勝って見せ、ついに引退レース

阪神大賞典を迎えるのである。

昭和42年、12月17日 阪神大賞典(3100m)

5頭立てのレースでキーストンのためのレースと言っても過言ではなかっただろう。

そのときまでの戦績が24戦18勝、2着3回という驚異的なものだったこともあり

1番人気がキーストンであったことは言うまでもない。

そしてついにキーストン最後のレースがスタート

今までと違って、最高のパートナー山本を背に乗せ、気持ちよく逃げるキーストン。

年はもう6歳(旧表記)であるが、その脚色に衰えは一切見えない。

他の4頭は遠く遠く後ろ。誰もがキーストンの勝利を確信した。

そして4コーナーを回って残り300mの直線に向いたときである。

突然沈むキーストンの馬体

そして、山本が宙を飛んでターフに叩き付けられた。キーストンももんどりうって、半転、一転。

その横を他の馬が走り抜けていく。静まり返る場内。

アナウンサーも、観客も、テレビの視聴者も、みんながキーストンを目で追った。

テレビのカメラも先頭の馬など写していない。どの馬が一着でゴールしたかなど

どうでもいいのだ。ただ、ただ、全ての人がキーストンを目で追った。

山本は脳震盪を起こしていてピクリとも動かない。

 キーストンの左前足は完全脱臼。今や皮一枚で繋がっている状態で、立ち上がろうにも全く用をなさない。

騎手の方を向いて首を振りもがいていたキーストンはまわりから見ると

山本の安否を気遣い、おろおろしているようだった。

アナウンサーも『キーストンがおろおろしています。』とアナウンスしている。

そして三本の足でやっと立ち上がり一歩ずつ山本のほうに向かっている。

普通の馬だったらあまりの激痛にもがき苦しみ、冷静ではいられないのにキーストンはたったのだ!

しかも、確実に一歩ずつ山本に向かっていく。最高のパートナーのもとへ。

『もう歩かないでくれ!』

『このままでは・・・。』完全脱臼したことが分からない観客はみんな心の中でこう思ったことだろう。

それ以上無理をしては予後不良になってしまうと。

アナウンサーは涙声となってキーストンを追った。テレビカメラすらキーストンの姿を追いつづけた。

歩いてはいけない!

最早手の施しようも無い完全脱臼とは人々も気づかない。

まさか完全脱臼の馬が歩けるはずが無いのだ!

キーストンは倒れている山本騎手の所に着くと、3本の脚で踏ん張りながら

心配そうに鼻面を摺り寄せ、二度三度起こして立たせようとする。

人々の目に、それはまるで、母馬が起き上がれない子馬を励まして、鼻面で優しく立たせようとしている姿に見えたという。

キーストンによって、意識を取り戻した山本はキーストンに気づいた。

申し訳なさそうな顔をする愛馬の顔を抱きかかえ、そして鼻面をなでた。

『いいよ。いいよ。』

こう伝えたのだという。そして逆に謝ったと後に語っている。

キーストンの手綱を持っていた山本は、後ろからきた厩務員にその手綱を手渡した。

そのときに、『頼むよ、早く、頼む・・・・』そう何度も厩務員に言ったと言う。

安楽死。受け入れがたい事実ではあるが

再生不能な骨折。そしてその激痛から早く愛馬を解放させてあげたいと思う

山本から出た、悲しい言葉である。

厩務員に連れていかれた山本の後を追うようにキーストンも同じ方向に歩いていこうとする。

しかし、キーストンはやってきた馬運車に入れられ

そして、薬殺されてしまう。

そのときの状況を当時の調教師はこう語る。

『普通の馬だったら5分で死ぬところをキーストンは心臓が強かったこともあり15分かかった。しかし、他の馬と違い、暴れることなく、安らかに息を引き取った。』

仕事上多くの馬のこういう状況に立ち会ってきた調教師ではあるが

このときはさすがに胸が引き裂かれるような思いだったという。

なぜそんなに冷静でいられるのだ。

なぜ死を受け入れられているのだ。

こんな思いにかられたという。

そして、山本騎手は意識が完璧に戻ってから愛馬の死を知って

泣いた。

さらに、栄光の中にいた山本騎手はそれ以来馬に乗ることができなくなってしまったのだ。

騎手を辞めようとも考えたと言っている。

しかし、それでも競馬からは離れられない。そして今では、調教師をしている。

いまだにキーストンの話がでると涙が止まらない山本騎手。

『これから騎手を続けても、あれ以上の馬に出会えない。人間として付き合った唯一の馬なのだから。』

と山本騎手はキーストンとの思い出を振り返った。

キーストンがなぜ最後まで冷静にいられたのかはいまでも分からない。

いや、もう一生分からないのだろう。

しかし、山本とキーストンの信頼関係。いや友情があったからこそ起きた奇跡なのだろう。

一人の詩人はいった。

『キーストンは他の馬が怖くて大逃げしたわけではない。勝つ為に逃げていたのではない。ただただ、自分の死から逃げていたのだ。』

一人の競馬ファンはいった

『俺は、今まで見てきたレースを全て覚えている。どのレースだってね。しかし、一つのレースだけ思い出せない。昭和42年の阪神大賞典の次のレースだけはね・・・・。』


コメント待っています。そして、もし感動したら、このマークをワンクリックしていただけると

管理人にまたまたやる気がでます★


ちなみに・・・。

サイレンススズカに騎乗していた武豊騎手も

サイレンススズカが倒れそうになったときに

まるで自分を守るかのように、折れた足で

ふんばって自分を落とさないでくれた。

と語っています。やはり馬と騎手の友情はあるのですね。

こっちのブログは、名馬伝説中心でいくことになりそうです。

もし、ご希望の名馬がありましたら
どんどん応募してください♪
希望にこたえて随時更新していきます。

コメントに残してくれたら嬉しいです。

それと、ランキングは一つにまとめることにしました。
やはりなごりということで
元祖のほうに。

なので、もし名馬伝説が本当によい記事でしたら

そっちのほうをワンクリックしていただけると
管理人が喜びます(笑)

私も、みなさんがめんどくさい。と思わないぐらいに
良い記事を書いていくつもりなので、宜しくお願いします!!!
こっちが元祖だぁあ!








Last updated  2006.08.25 12:43:46
コメント(9) | コメントを書く


■コメント

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すばらしい話ですね。   生チョコ2584 さん
開設、おめでとうございます。(楽天ブログ)

私の競馬との出会いは、小学校の時で、
テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラスの3強の時でした。(父親の影響で、自分も一緒に見ていました。)

テンポイントが、トウショウボーイに勝った6頭だての有馬記念は、今だに忘れられません。

これからも、よろしくお願い致します。

(2006.08.25 05:31:27)

どうも♪   UP↑UP↑ さん
コメントありがとうございます!!

やはり父親の影響は大きいですよね。
私もそうでした。
これからもよろしくお願いします! (2006.08.25 08:51:55)

感動しました~~   フミぱる さん
楽天版 ブログ開設おめでとうございます~

自分の競馬との出会いは淀競馬場も近いこともあって
幼稚園のころから連れて行かれました。
子供の時は◎-▲馬券をよく買ってました。
馬連で20倍当てたときは、一人で帰れと淀から一人で帰りました。なんて親だ(^◇^;)

自分の場合、皆さんのような語れるような
馬の話は無いですね。
でも逃げ馬は好きですね!サイレンススズカとか・・・

またいい話期待してます
ではでは~~
(2006.08.25 09:36:50)

涙が・・・   bun2344 さん
楽天版開設おめでとうございます。

キーストン・・・・名前は知っていたが・・・

読んでいて涙があふれてきました。感動しました。
ありがとうございます。

これからの「名馬伝説」も期待してます。
(2006.08.25 10:03:36)

こんにちわ~!!   カズキング1031 さん
楽天版ブログ開設おめでとうございます(^^♪
なかなか大変だと思いますが、元祖を含めて頑張って下さいね!!楽しみにしていますヽ(^o^)丿
こっちでも5連単やりますか~?
引き続き参加希望します(^^ゞ
(2006.08.25 12:07:12)

フミパルさんへ   UP↑UP↑ さん
幼稚園からですか!!!?
それはかなり早いですね(笑)
そして、厳しい親ですね(笑)
これからもこのブログをよろしくお願いします♪
(2006.08.25 14:12:10)

bun2344さんへ   UP↑UP↑ さん
コメントありがとうございます。
これからも名馬伝説を頑張って続けていこうと思っています。
もし、希望がありましたらコメントください。
(2006.08.25 14:15:21)

カズキング1031さんへ   UP↑UP↑ さん
こっちはどうしましょう。
名馬伝説の今までのやつを少しずつ
こっちに移していって
さらに、新しいのもこちらで書いていこうかと思っています。
あと、元祖のほうは携帯から見れないという
ことがあったので
livedoorに移すか、もしくは
5連単のみこちらでやるという形になります。
どちらにせよ
これからもよろしくお願いしますね♪
(2006.08.25 14:19:20)

キーストン   obasan さん
こどもの頃から、「競馬なんて普通の人が行くところではない」 と思っていました。
ヒョンな事から、競馬場に勤めるようになり、普通の人がたくさん来ていて安心、また、可愛いお馬さんを身近に見る事も。 
自分が知らかった競馬場を知る事になりました。

そして色々な逸話も・・・・・・でも「キーストン」の事は知りませんでした。
母からこの話を聞いた時、胸が詰まってキーストンのいじらしさ、山本騎手の心を思って涙が止まりませんでした。

これから、時々寄らせて頂きます、宜しく!!!!
(2010.10.22 17:42:42)


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