上昇気流に乗って

2005/07/30(土)22:19

自分のこと好きですか?11

「自分の中の恐怖感」が今回のテーマです。 本当はやったほうが良いと分かっているのに出来ない、目の前に幸運がきているのに躊躇って手が出せない。 そんな経験はありませんか? 私はあります。 凄い幸運が目の前にあったのになぜが怖くなって逃げた事が。 幼い時の話ですが、未だにあの感情はなんだろうと思います。 幸運にすごい恐怖感を伴ってしう。 幸せになりたいと思っているのに拒否してしまう。 これって最大の不幸だと思いませんか? 心理学の本で読んだ話ですが、人間は心の底で自分が幸福になれない人間だと思っていると、幸運が舞い降りてきた時に知らずに拒否してしまうそうです。 幸せが長続きせずその後に苦しみしかないと思っていても同じように拒否してしまうようです。 でも何故そんな気持ちを抱くようになったんでしょう? 一つはインプリンティング(刷り込み)によるものがあります。 幼い頃に「言う事を聞かないと不幸になるよ」とか「あんたみたいな悪い子は幸せになれ無いんだから」と言われたことはないでしょうか? 人によってインプリンティングになるには回数に差があるのですが(1回言われただけで傷になる人もいれば、何回言われても平気な人といます)、これが大きな原因だそうです。 特に幼いうちは大人の言う事は絶対です。 大人からそんな言葉を聞かされると『自分は幸せになれないんだ』とか『自分は悪い子だから幸せになってはいけないんだ』と心の傷として、思い込んでしまうそうです。(でも本当にこれは個人差があります) そして昔言われた事は忘れても心の傷は残っているので、幸せのチャンスがくるとこの傷が恐怖感にかわって幸運を避けてしまうそうです。 二つ目は経験からくるもの。 すごく幸せだった後にものすごい嫌な事や怖い事が来たことがあると、幸せの後に不幸が来ると思い、その不幸に対して恐怖するもの。 ちなみにこれは幸運に対してのみではありません。 例えは私の紙に目標を書くことへの恐怖感や、なにか物や場所に対する拒否感も同じです。 でも一回だけのことでそんなに傷に残るものでしょうか? 実はその傷を受けたときの後の対応によって深さが変わってくるのです。 実際の擦り傷などけがをした時、ちゃんと消毒して薬をつけますよね。 それからどうして怪我したか考えて次からやらないように、と考えます。 でも、もし怪我をしたとき消毒せずに薬もつけず、さらに上からひどくなるような事をしたらどうなりますか? 心に傷も同じです。 放っておけば余計ひどくなります。 じゃあどうしたら良いと思いますか? 自分で癒すしかないんです。 「もう怖くないよ、大丈夫だよ、幸せになって良いんだよ」 と言い聞かせるのも一つのてですが、 カウンセリングを受けるのも方法です。 プロの手を借りるのはなんら悪い事ではありません。むしろ近道になるかも知れません。 でも自分と相性のいい人を選んでくださいね。 次回は少し飛びますが、「自分を嫌いになる人」です。

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