2005/10/13(木)21:57
自分を変えたい24
物事の枝葉にのみ拘るのを辞める。
貴方は物事に拘るほうですか?
それは大きな範囲でのこだわりですか?細かい所まで拘りますか?
現在この「自分を変えたい」で書いていることは
枝葉を見て、木を類推しながら木の全体を見て、森全体を類推しながら森を見る
事をになります。
身近な小さなものからだんだんと範囲を広げて全体を見ていく。
何かを変えたいと思ったり何かを成し遂げたいと思ったときの最初の一歩を踏み出しやすい方法です。
しかし身近な小さなもののその範囲のみに拘っているとなかなか全体がつかめません。
掴めないどころか逆にその小さな範囲だけが全てと思い込みかねないのです。
もしそうなったら本末転倒です。
「自分を変えたい」どころか「変わらずに固執化」してしまいます。
例えば像を知らずに像の鼻の先だけをみてどうしてこんなに鼻が動くのかを研究しても、像全体を把握できないし意味がありません。
またどういう動物なのかさえ分からないでしょう。
像全体を知っていて鼻全体が長くて器用にに動くと言うのを把握しているからこそ鼻先がどれ位器用に動くかを研究する意味があるのです。
また細かい所だけを気にかけると言うのは、クリの木を葉っぱ一枚が枯れているのをみてその木が枯れそうだ(枯れている)と思うようなものです。
実際はもっと多くの葉を集めて見ないと分かりませんし、そのクリの木そのものを見て全体が生き生きとしていれば何の問題も無いのもご存知ですよね。
もちろん全体を把握した上で細かい所を気にかけるのは問題ありません。
生物の研究などはそういったことの積み重ねです。
大事なのは全体を把握する事。
自分のゴールが何処なのか、出口はどのあたりなのかをいつも意識していましょう。
何か気に掛かる細かい所は「なんか気になる」と言うことで心の隅に置いておいて構いません。
しかしそれに引っかかってゴールに向かって進むのを辞めたりゴールを変えてはいけません。
そうしないと自分の中で自分が路頭に迷うことになります。
以上、今回は渋井真帆先生の「決算書読みこなしの勉強の仕方」を参考に書かせていただきました。
明日は「自分のこと好きですか?33」です。