上昇気流に乗って

2006/09/01(金)21:49

自分のこと好きですか?104

自分のこと好きですか?(212)

「自分の考え、他人の考え」 貴方は自分の考えを持っていますか? それはちゃんと自分の言葉で伝える事が出来ますか? 私たちは普段テレビやラジオ・雑誌に車内広告・インターネットなどから色々な情報を得ています。 また友人・同僚などの会話からも色々な影響を受け、自分の考え方も影響を受けています。 たくさんの知識を得る事自体は悪い事ではありません。 しかし最近その得た情報を自分の言葉でなく、得た情報のまま自分が理解していないのに理解していると勘違いして話している人が多くいます。 そういう人の話というのは全然心に響かないのはご存知ですか? たいていの場合そういう話は「ああ、よく情報を集めたな」とか「頑張ったわね」としか相手には捉えられないのです。 もし貴方が何か話をしてもいつも相手が真剣に聞いてくれない、とか話をしていても適当に流されるというのであればそういう可能性があります。 友人などとのたわいも無い話やゴシップならそれでいいでしょう。 しかし貴方が真剣に何か伝えたいとしたらそれは大きな欠点になります。 ではどうしたらいいのでしょうか。 まず何か情報を知った時にそれを自分がどう感じたか自問自答をして見ましょう。 例え感動したなら何に感動したのか、面白いと思ったら自分が何をどう面白いと思ったのか一度考えるクセをつけましょう。 そしてそれを自分の価値観の軸と照らし合わせてみましょう。 いつもの価値観と大きく違っていませんか。 大きく違うからと言ってそれから影響されたままとは限りません。 何か大きく今までの自分を揺るがす事になっているだけかもしれません。 しかしそれに気付く事が大切なのです。 次にそれを伝える時、身近なもので例えるとしたどう言う説明になるかを考えましょう。 どうしても引用しないといけない言葉以外は出来るだけ自分が普段喋っている言葉で説明する事も大事です。 もし最後のこれが出来ないなら貴方はその情報の影響を受けたまま自分を見失っている事になります。 情報とはある意味自分以外の考え=他人の考えです。 時にはその情報のパワーが大きく貴方自身を見失ってしまう事があるのです。 それに気付かずに情報をそのまま自分の考えとして話をしても全然真実味が無いのです。 もし貴方がある情報を得たとしたらそれをそのまま口にせず一度自分の中に取り込み、噛み砕いてから話をするようにしましょう。 そうすれば他の人にも分かりやすくあなたも自分の考えを改めてはっきりさせる事になります。 その時に流暢に話す必要はありません。 自分の気持ちを伝えるつもりで話をしましょう。 次回は「俯瞰して眺めてみる」です。

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