上昇気流に乗って

2007/09/26(水)23:32

自分のこと好きですか?152

自分のこと好きですか?(212)

「奈落まで落ちたとき」 貴方は今までの中でどん底の「奈落まで落ちたとき」はありますか。 それはどんな時でしたか。 奈落まで落ちるとき、それは色々な要因があります。 足元を見誤ったとき。 全てを投げ出したとき。 陥れられたとき。 そして奈落まで行くまでに沢山の厳しいこと、辛いことがあります。 焦っている為にきちんとした見極めが出来ず、誤った選択をして余計に落ちることが加速したりします。 全てが悪いほうに空回りして、どうしようもなく困ったことになることもあります。 何よりも一番苦しいし、全てを失うし、悲しいし、虚しいし、全ての人を呪ったりします。 しかし不思議なことに最終的に奈落まで着くと不思議と落ち着いたりします。 そして全てが落ち着いて見渡せるようになっているのです。 「奈落まで落ちたとき」に私達は今までの執着を捨てる事が必要になります。 今までの考え方、今までの行動様式、今までの視点。 それが上手く出来ないときは現実的にある物質を 今、使っていないもの・必要としていないものを手放すということをする必要があります。 それが出来るとそこから新しいものが入って来て、奈落から上昇するのです。 もし、貴方が奈落まで落ちたときに今までのものを捨てずに、恨み・怒り・悲しみに執着するならば、貴方は奈落に居ながらにして、更なる地獄の泥沼に沈んでいきます。 現実的に今現在が地獄ならば、貴方はまず底から抜け出したいと強く思うこと、その為の行動をする必要があります。 そうすれば貴方は底から抜け出す手がかりが得られるのです。 「奈落まで落ちたとき」に本当の貴方自身と向かい合う必要があります。 もしそれをせずに居たならば、また再び奈落に落ちるのです。 奈落まで落ちるとき、貴方は何かを見過ごしてきたのです。 そして何か選択を誤った時、それを解消する為に奈落に落ちるのです。 忘れてはいけないのは、貴方の奈落は貴方だけの奈落です。 もしかしたら他の人から見たら、ただ崖の途中に引っかかっているだけかも知れません。 それをキチンと見定める為にも、まずは今までの自分の行動を思考を視点を一度見直して見ましょう。 そうすれば幾らでも再び貴方が行くべき道を再び見出し、進むことは出来るのですから。 次回は「折り合いをつけるということ」です。

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