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2009.03.20
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テーマ:たわごと(20625)
カテゴリ:ただの物語
なんとなーく出てきた話です。
さらっと流してくださいね。左矢印ここ大事。
先日熱が出た時に出てきたので。

******

 先生の声が教室に響く。

「ここで注意してほしいのは、竜という生き物は一見私たちと同じ動物に見えるけど、けれど『動物』ではないということ。
基本的に彼ら(先生はいつも竜のことを「彼ら」と呼ぶ)はエネルギー体であるといういこと。
だから彼らは常にその大きすぎる本体より小さな人間形をとることも可能だし、ほかの幻獣と呼ばれる者たちに変身することも可能なのだ」

「もし君たちが竜と仲良くなりたければ、ただ単に仲良くなるのは機会さえあれば可能だ。
しかし特別な存在になるにはそう簡単に話は行かない」

 その話になると教室は期待と不安が膨れ上がった。
 竜と特別な絆を築くことは、ここにいる誰もが期待してやまないことなのだから。

「一番いいのはお互いの真名を交換することだ。
お互いが信頼しあい、合意した上で真名を交換する。
そうして魂で結びつきあうとこの肉体が滅んでも、新しい肉体に宿っても、魂がお互いの帰るべきとこまで帰るまで、その絆はずっと続くのだ」

「次には期間限定でお互い合意のもとで絆を結ぶこと。
期間限定とは、この肉体が滅びるまでとか、この仕事が無事に終わるまでなどそういう終わりを決めて絆を結ぶこと。
これは真名を交換しないが、近いくらいの信頼関係が出来上がる。

もちろんこれを経て本当の名前を交換する絆を結ぶことは可能だ。
多くの者たちはこの段階を踏んでいくものが多い。

この場合、気を付けなければいけないのは、竜と人は確かにエネルギーレベルで差があるので、色々と師弟のようになったり兄弟や親子のようになることが多いが、常にお互いが対等であるということを忘れてはいけない。
これを忘れると人は竜に従属してしまったり自分の意思を放棄したりする。
そんなことをしてはいけない。

そして一番やってはいけないのは」

 いったん先生はそこで声を切った。
 息を整えて、低い戒める口調で続けた。

「一番やっていけないのは魔法や術を使用して意思を無視して強引に竜を従属させようとすることだ。
たいていの場合、竜の方が魔力や呪力は上なので、成功することはないがそうした者たちは今の生を失い、さらに下の場所に行くことになる。
また成功した場合でも意思を無視している時点で、大きな罪を行っているためにその寿命を縮めることとなる」

 そのことを聞いた教室は、シンと静まり返ってしまった。
 誰もやらないと思うものも、その重さを思うと声も出せなくなってしまったのだ。

「竜が愛情深い生き物であることも忘れてはいけない。
彼らは一度結んだ絆をとても大切にする。
そして結んだ相手もとても大切にする。
だから絆を結んだものは竜を大切にするのと同様に自分も大切にする必要があるのだ。
わかるかね。
これは一番忘れてはいけないよ」

 先生の話はそこで終った。
 その時に授業を終える鐘の音が響いたからだ。
 今日の竜の生態学はここで終わり、続きはまた次の授業に持ち越しとなった。

*****

多少アレンジ入ってます。
何かこんなよーなことが浮かんだんですね。
さて、なんででしょう?






Last updated  2009.03.20 22:04:37
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