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2017年01月03日
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東京でひとり暮らしをしている文筆業の著者は、
私からしてみればそれだけで羨ましいです。
結構前に書かれたものだそうで、ところどころ時代を感じる部分もあります。
適齢期という言葉が頻繁に出てきたり(それも女性に対してのみ使っている)、
小さい子供のいる女性に対するモラハラともとれる記述もあります。
全体的に真面目で硬めな内容で、厳しい指摘もありますが、
働きながら1人で生きてきた著者の、甘えの無い生き様が伝わってきます。

著者は、自分がずっと独身であること、子供を産んでいないことを
とても気にしているように感じます。
少し前の時代ならそれも仕方のないことだし、世間の目が気になるのも分かります。
今は独身子無しの女性が増え、女性が働き続けるのも当たり前になり、
随分いい時代になったと思います。昔に比べれば独身女性が生きやすい時代。
といっても、内心は気にしていたり、生きにくさを感じてもいるのですが…。
独身女性が働き続けるにはまだまだなところもありつつ、
これからも世の中は変化していくことでしょう。

私自身、この先ずっと独身でしょうから、この本は為になりました。
ひとり暮らしの正月は老後の為のテスト期間、には納得。
GW盆正月をひとりで過ごす寂しさは、誰にも相手にされなくなった老後のようなもの。
でも、ひとり暮らしのいいところは、玄関のドアを閉めれば世間と隔絶されるところ。
どちらもそうだそうだと思いつつ、ますますひとり暮らししたくなりました。
その為には収入UP。今の収入では無理なので。






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最終更新日  2017年01月03日 15時02分37秒


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