3歳検診■初めてのこれが発達テストだった■優君が住んでいた地域は「3歳半検診」ではなく、 「3歳検診」だった。 実際、3歳3ヶ月の時期通知が来て保健所に行くと言う形、 近所の回りでは、同い年の子は居たけど5.6月生まれ この頃8ヶ月も違えばかなり発達も違う、比べる子が居なかったので 優君と同じ月の子はどのくらいなんだろうととても知りたかった時期でした。 近所の人に聞いて、どんな感じで進むのは聞いていた。 優君のお気に入りの本、おもちゃも一応持って行った。 初めは、1室にイスが列びそこで、「栄養面と歯ブラシ指導の説明会」 30組くらいの親子、女の子が多い印象、みんなきちんとイスに座って 始まるのを待っている。 この時、3歳なのにこんなにみんな落ち着いているし お母さんと対等に話もしているのに驚いた。 あ~優君遅れているな、全然違うなと感じた もし、優君がぐずったり、ウロウロして迷惑かけたらいけない ので後ろの席に着いた。 優君もイスに座り一応おとなしくしていた。 私もちょっとホッとした。 説明会も、なかばで途中から来た親子(男の子)が入ってきた。 回りの子供達も飽きてきてざわざわしてきたけど、 その男の子はウロウロしていっこうに座ろうとはしなかった。 それに刺激され、優君もウロウロし始めた。 「やばい」と心の中でつぶやいた。 男の子と優君は追いかけ合いごっこが始まった。 説明会も早々と終わり、身体測定、歯の検診、保健婦さんとの面談 面談で言葉の事で相談、すぐに個室に通された。 個室は、10畳ほどの床に3畳のたたみが引いてあり 絵本、積み木、ちょっとしたおもちゃが置いてあった。 保健婦さんに出産時から今までの事を話し、言葉が2語文でない 事を話した。 保健婦さんは簡単な検査をした。 積み木を出して、同じ形に積み上げさせたり、(これはOKでした) カードに物の絵が5個ぐらい描いてありそれを言う、花、傘とか 優君は傘を雨と言っていた・・・ 神経衰弱なような事もしました。 9枚のカードを3枚3列に並びその中に4枚ほど絵が描いてある 後の残りは白で何も書いていない。 初め裏を全部見せて、書いてある物の名前を言う、 それからまた表にひっくりがえす。 保健婦さんが「チューリップはどこかな?」 優君カードをめくる正解! 「ねこはどこかな?」 優君またもや正解!結局パーフェクトで大正解だった。 私は正直びっくりした。もしかしたら天才? 次は色の名前これは、教えていなかったので言えなかった。 重さ比べもした、同じ小さい箱(2cm四方)2つあって その一つが重いらしい、保健婦さんが「どっちが重い?」と聞いても さっきの神経衰弱のきとは違ってまったく興味なしって感じで 比べもしないで、適当にハイッて渡す。 大きさ比べもした。「大きい○、小さい○、どっちが大きい」 答えられず、というより興味なしって感じ外を見る。 いよいよ、言葉の検査 保健婦さん「1.2.3.」って言ってね。 優君「1.2.3」 保健婦さん「じゃ今度は反対3.2.1」 優君「....」 保健婦さん「今日はいいお天気ですね」 優君外を見て「車、車」 思った通り言葉が全然ダメでした。 私もそのころ妊婦だったので、9月に出産予定、 9月まで様子を見ようとの事になりました。 しかし、6月に引っ越すことになり、発達相談は違う地域になり 出産もあり優君の発達相談はのびのびになっていった。 保健婦さんの指導で話しかけを沢山して下さいのこと、 何も応答のない子供に独り言のように話し掛けることにしたけど かなりきつい物を感じた・・・・ 検査が済み、部屋から出たとき先程、優君と一緒に追いかけあいごっこした。 男の子とお母さんが入れ替わりに部屋に入っていった。 きっと私と同じ悩みを持っているのだろう。 ジャンル別一覧
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