2005/09/13(火)17:11
アミューズメント系な、クラシック鑑賞?
今日は、楽天仲間でもあり、大切な友人ふーちゃんのリサイタルでした。
ハッキリ申しますと、クラシックのことはまるで知りません。
その私が、初めて好きになったピアニストです。
彼女の演奏を初めて聴いた時のこと、今でも鮮明に覚えています。
何人かの方が同じピアノを演奏していて、同じ様な音を出しているのに、
彼女が鍵盤から奏でた音はまるで違うから!
音がキラキラとして、星の瞬きのようなんですもの。
それまでは非常に眠くなってしまい、正直退屈だったのですが、
急に目が覚め、音に魅入られてしまいました。
(後ほど聞いたところ、
彼女にとっては不本意な演奏だったそうなのですけれど、
それなのに惚れちゃったの)
その一件で、
友人でありながらファンの1人になってしまったんです。
とっても幸運な出会いです。
そして今日のもう一つの楽しみは、
お慕いしている方と一緒に、リサイタルへ向かえた事!
大好きな友人と、お話ししながらご飯を食べる。
些細なことかもしれませんが、私には強力なエネルギー補給です♪
いつお会いしても、お心遣いにシビレちゃうのですよ。
女性としても憧れです。
お付き合い下さって、どうもありがとうございました。
今日のお楽しみであるリサイタルで、
彼女はテノールの歌い手さんとの競演でした。
この方の歌も、凄く心に響きました。
彼の声は深くて、会場内の空間をぐるりと包み込むようで、
私はその声の渦の中に身をゆだねて、響きを感じ取っていました。
歌を聞くのも楽しいのですね!
さて、リサイタルで彼女がショパンを弾き初めて、
キラキラした音が会場に広がってくると、ほわーんとしてしまいました。
そのまま聞き続けていると、
ほんのり切ないような、
静かなさざ波が胸の辺りに感じられたのが不思議です。
曲が変わっても透明感のあるキラキラ感は損なわれないまま、
今度はとてもドラマティックに音が迫ってきます。
凄い。
まるで音が映像になって、目の当たりに見えそう。
私の眼前に、うねるように迫る旋律。
それをまとめ上げ、作り出しているのは1人の女性なんですもの。
そんな感想をもったので、
私の中では、音楽鑑賞をしたという感じではありませんでした。
なんだかアドベンチャー映画を見た後や、
アミューズ系アトラクションを体験したような、
そんな感覚にカナリ近かったです。
もちろん良い意味で、なんですよ!
私ってラッキー!
こんな人達と、空間を共に出来たなんてね。
神様、ありがとう♪