2007/12/27(木)23:22
フェンディで毛皮
フェンディといえば毛皮。
今までフェンディのファーつきのストール(といっても、ほとんでマフラーにしてしまっているのだけど)は持っていたけど、ミンクのコートは初めて。
去年くらいからまた気になりだしたファー。
昨年はもう10年以上着ていなかったファーをリフォームした。
しかし、毛皮を着るにあたって、自分の中で問題点がいくつかあった。
まずは広義の問題点として動物愛護の問題。
私自身もずっと動物と暮らしてきていて、冬場になると猫の寝るのが何よりの幸せであり暖かさ。
朝方になって布団にもぐりこんで一緒に寝てくれるとうっすらと汗をかくほどである。
人間の虚飾の為に動物達が犠牲になってしまうのは悪だということ考えには一理ある。
だが、感触フェチの私としてはどうしてもフェイクファーの感触はイマイチだ。
暖かさも当たり前ながらリアルファーの方が格段に上である。
だから人間が暖かく過ごす事が出来る為、命を犠牲にしてくれた動物の為にも大事に着てあげるのが動物好きな私の唯一の思い。
そしてもう一つの個人的な問題として、小柄で痩せている(159センチ、40キロ)私の体型には毛皮は難しいということ。
元来毛皮のコートは西洋人の物であり、大柄で骨格がしっかりしていて彫りの深い顔立ちの方がよく似合う。
日本人がそのまま真似してしまうとまさに毛皮が着て歩いている様な状態に陥ってしまうことも多い。
だから、毛皮を着る時もまず毛足が長い物やロング丈の物は避ける。
ファッションというのは自分の趣味とは別に客観的な目も必要だ。
昨年あたりから、お気に入りのファーに出会う為にいろいろなメゾンの毛皮を試着させてもらい、だんだん自分が着てもおかしくない毛皮の輪郭というのがわかってきたかもしれない。
本当はロングコートの方が暖かくて寒がりの私には有難いのだが、やはり体型や顔立ちファッション性の面から考えてもあまり丈が長くないものがいいという事がわかった。
フェンディのミンクはまさに私の欲しかったファーにぴったり。
今まで持っていなかった茶色のミンクでショート丈、そしてファッション性が高く着られるようにウエストにアリゲーターのベルトを締められる様に出来ていて、そして首周りまで暖かい(←これ一番重要)
そしてフェンディのミンクに触れた時に、そのセーブルの様な柔らかさと暖かさに驚いた。
これが、きっとミンクでの上質なんだろうなと思った。
これから寒さ本番なので暖かさを満喫したいと思ってる。
下半身はタイツ&厚手のボトムスの完全防備で寒さ対策してね。