陰極まれば陽に転ず

私は、普段何があってもあまり気にしないのですが（鈍感？！）、 悲しんだり、怒ったりすると疲れるし・・・・ 眠ってしまえば、忘れちゃうし・・ それでも、過去に何度か私の人生って・・・・と涙したことも（笑） いつも気にしている訳では無いのですが、 これでも占い師なので、 いつ頃、何が起こりやすいかは、予想できています。 運命の流れに逆らっても仕方ありません。 上手に良い波乗る方法が無いか探しますが、 いわゆる低迷期は、ある程度、覚悟して心を決めます。 十数年前、会社の同僚が突然に近い状態で亡くなりました。 私は、以前からその同僚がある病気を抱えていることは知っていましたが、 それほど深刻で厄介な病気だとは思っていませんでした。 本人は、普段とても元気でそんな事はまったくカンジさせない人だったからです。 それだけに、ショックも大きく、辛かったことを覚えています。 嫌な予感が走りました。 その予感は、見事的中し、嫌なことがどんどん起こり始めました。 何をしても、上手くいかず・・・・・・・ 自分ではどうすることもできない大きな何かが動いているようで、 とても不気味でした。 運から見放されるというのは、この事か・・・と思いました。 たまたま占いのイベント会場通りがかった時、 吸い寄せられるように占い師さんに鑑定をしていただきました。 今は、大変だけど時期に良くなるからと言われ、 その場で占い師になることを進められました。 その時、イベント会場にたくさんの占い師さんがいましたが、 その先生に巡り合ったもの運命だったと感じます。 正確な占いでカンも鋭く、人を思いやることができるとてもすばらしい先生です。 それまでは占い師になるなんて、もちろん思っても見ませんでした。 確かにその当時、いろいろな知識を詰め込みましたが 気が付いたら、勝手に道が開かれ 占い師になっていた・・・という感じです。 その後、少しずつですが、好転してきます。 そして、調子をこいて楽しく過ごすわけですが、 またその低迷期が、数年前にやってきました。 ある意味お手上げ・・・・な時期ですが、 全回の低迷期よりは、ある程度ましな運勢だったので 少しはいいかもと思っていました。 その年の前半はミョーに調子も良く、 楽勝じゃん。。。。このまま乗り切れる！っと思ったのもつかの間。 最悪の事態勃発で一気に奈落の底に突き落とされたカンジがしました。 あー。やっぱりねぇ。。。。 ある程度覚悟はしていたので、それでもショックは最小限で済みましたが、 思わず笑ってしまい、暫くは、その事実を受け止めるのにも時間が掛かりました。 茫然自失とは、正にこの事・・・・（笑） そして、方向転換を余儀なくされます。 今にして思えば、それは大正解の方向転換ではあるのですが・・・ 低迷期っていったいなんだろう・・・・と考えました。 ある程度時間が経ち、その後で考えると 私にとっては、１つのターニングポイントであったと思います。 そして、あの頃って大変だったな・・・と思いつつも ある程度冷静に受け止めて、笑っている私がいます。 好調期で何もかも順調に進んでいるときは、 物事がとても楽しく感じ、良く調子をこく私。 少々、問題があっても乗り越えていくパワーがあり また、問題そのものが表面化せず密かに進行している場合もあります。 低迷期は、運気も低下しているので、パワーも無く、 また、進んでいる道が間違っている場合、隠れていた問題が表面化します。 問題の発覚により教えられ、軌道修正できる事もあります。 『陰極まれば陽に転ず』とは良く言ったもので 低迷期は、より人生を充実させ飛躍するための学びと気づきとなり、 今後を左右するチャンスでもあると思います。 楽しく、嬉しいという経験をするのも、もちろん必要ですが、 心を痛めたり、苦労したりして、見えてくる真実もあると思います。 何事も、活かすも殺すも自分次第という事かも知れません。 確かに陰と陽は、個性は違っていても繋がっているんだな・・・と思います。 そして、最近気がついた事ですが、 気分が落ち込んだ時、何か問題が起きた時、体調の優れない時など そのように調子が良くない時でさえ、 本当は、何か大きな力にと守られているような気がします。 スピリチュアルな事にも目覚め、認めてしまったせいか、 感覚が増してしまったようです。 眠っていると大丈夫・・・と言われたり（本当に声が聞こえる訳ではないです） 眼を瞑るとニコニコしている人（もちろん、生きている人ではなかったりします）が出てきたり・・・ 体調が悪い時は、エネルギーが勝手に入ってくるのが判ります。 手のひらがピリピリするのはいつもなのですが、 最近は、鈍い痛みが・・・・　手に穴が空いたらどうしよう（笑） もちろん、デコもフル活動で元気に動いています。 どうやら、大変な時ほどバックアップ体制は、万全のようです。 そして、この事は誰にでも言えることだと思います。 だた、感じるかそうでないかの違いだけのように思います。 そう感じる時は、進んでいる道自体は、 間違っていないと思えるので安心でき、 魂が勝手に元気になってしまうので、 何かはじめるだけのゆとりが出てしまいます。 なんか、変な気分です。 物事が好転している訳でも無いのに・・・・ ・・・・と　『喉元を過ぎれば熱さを忘れる』の言葉どおり、 さらりと書いていますが、しかし、(^_^.) ホントに苦しい時は、一刻も早く脱出したいですし、 辛いものは辛いし・・・　嫌なものは嫌だ！　と 未熟で学習能力の無い私は、やはりそう思う今日この頃です。（笑）