2013/10/02(水)19:50
神宮式年遷宮 遷御の儀
2013年10月2日。
今日は、伊勢神宮内宮では午後から一般参拝が停止され、
松明の明かりの中、
夜8:00から第62回目の遷御の儀が行われます。
遷御の儀とは、神様のお引越しです。
20年毎に行われるご遷宮では、
すべてのお社が新しく作りかえられます。
使用される木材は1万本以上、8年の月日をかけて、
この日を迎えるために準備されてきました。
これまでもブログにたくさん書いてきましたが、
神宮に訪れるたび、至る所で工事が行われ、
お社、鳥居、宇治橋などが次々と綺麗になっていきました。
今回のご遷宮では、
東側のお宮から西側の宮まで約300Mを30分かけて
ご神体が白い絹の幕に覆われながら移されます。
皇大神宮(伊勢神宮内宮)の御神体は、八咫鏡(やたのかがみ)。
八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)と草薙剣(くさなぎのつるぎ)を加えて
三種の神器( じんぎ)と呼ばれます。
遷宮のために行われた神事は、
山口祭をはじめとし、川原大祓まで30神事。
ご遷宮は690年天武天皇の時代からはじまり、
1300年の歴史があり、
原点回帰、技術の伝承などを目的とするといわれます。
なんだかお名残惜しい気もしますが、
どんなに清らかなエネルギーなのかと思うと
新しい宮もとても楽しみです。