ぺんき塗りかえ ~ぺんき塗りたて Ver.2

2006/10/19(木)18:12

毛皮のCM

世の中のこと(68)

トビチビさんの日記を読んで、昔々に見たCMを思い出しました。 20年くらい前だったんじゃないかと思いますが、 その昔やっていた「11PM」という、夜中の番組でだったと思います。 色んな話題をお届けする、ワイドショー的な深夜番組でしたが、 海外のCM大賞みたいなのをやっていました。 そこで、毛皮撲滅のCMというのがありました。 真っ白なアザラシの赤ちゃんが、人間に頭を棒で殴られ、 氷の上をのた打ち回っているシーンと、 バッチリメイクの女性のアップが交互に画面に現れるのです。 女性は毛皮を着ていて、最初は目だけを出して、 鼻から下は毛皮の襟で隠されています。 アザラシの赤ちゃんの映像と入れ替わる度、 だんだんと女性は襟を下げて行き、最後に表れた女性の口元は、 吸血鬼みたいな牙を持ち、唇からは血が滴り落ちている… そしてナレーションで、 「それでもあなたは、毛皮を買いますか?」 というようなCMでした。 (ちょっと昔なのでうろ覚え…) 実は毛皮と言うのは、毛皮の質を下げたり傷をつけたりしないために、 銃で撃つとか、薬品を使うとかしないで、 動物を叩いて殺し(もしくは半殺しの状態で)、皮を剥ぐのだそうです。 その説明を聞いて、当時私は、将来絶対毛皮は買わないと心に誓い、 毛皮は購入していませんでした。 トビチビさんの日記から、このようなブログがある事を知りました。 私が昔見たCMと、その説明以外にも、衝撃的な現実がありました。 でもここのブログを読んで、他の国では、国民の不買運動から始まって、 毛皮工場が無くなった国があるという事も私は初めて知りました。 そして、ここのTOPにリンクを貼ろうと思いました。 毛皮って、例えば昔からロシアの人とか、イヌイットの人達が、 厳寒の中で生活する為に使っていたもの。 今でも必要として使っている人達は、世界の中にはいるのだと思います。 でも、温かい素材に溢れ、しかもそんなに寒くない日本の私達が、 毛皮を絶対に必要とする事などないのです。 こと毛皮に関しては、北海道に住んでる私でさえ、全く必要を感じません。 TOPに貼っただけだと気がついてもらえないかもしれないので、 日記にも書く事にした次第です。

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