ぺんき塗りかえ ~ぺんき塗りたて Ver.2

2008/12/12(金)17:21

ぶーにゃん、その猫生~

わんこのこと(67)

TOPページに、新しいちまの写真を入れてみました 一昨日、知り合いのお宅にちまと一緒にお邪魔して、 そこに訪問していた別の方が写してくれたの~。 なんかとっても、良い写りだとおもいません~?(親ばか 他にもこんなのも…。 ここのお宅では元々4頭のわんを多頭飼いしていたんですが、 2頭がこの夏に、2ヶ月位の間しか空けずに亡くなってしまったんです。 でもそんな風に常にわんこがたくさんいるので、 わんこ飼ってる人は、ぜひ連れてきて~って言ってくださるの。 いつもお留守番のちまだけど、こちらへは2度目の訪問です。 * * * * * * * * * * * * * * * 昨晩は、友人宅にぶーにゃんのお参りに行きました。 ぶーにゃんの懐かしい話をたくさんして、 (もう20年以上前の話なもんで、皆も記憶が微妙になりながら) 泣き笑い状態でした~。  以下、ぶーにゃんの猫生について ぶーにゃんを拾った親戚のお兄ちゃん、 そういえば転勤前の少しの間、友人宅に居候をしてたんですよ。 その時に、ぶーにゃんは一緒に友人宅に来たんです。 友人は、猫見ちゃうと欲しくなっちゃうから、 「私は絶対見ないから!見せないで!」 って言ってたんだけど、見せるどころか、 ぶーにゃんはお兄ちゃんの部屋から出てくる事なんて無く、 友人がたまたま用事でその部屋に足を踏み入れても、 物陰に隠れて絶対出てこず、この部屋に猫なんていない状態(笑 お兄ちゃんがぶーにゃんを呼ぶと、 「にゃぁおぅ~」と返事をするのに、他の誰が呼んでも絶対返事なんてしませんでした。 ぶーにゃんは、お兄ちゃん命だったのよね。 なにせ命の恩人だし。 そんな状態なので、友人宅に訪問しても、 私もしばらくぶーにゃんには会えませんでした。 そのうちお兄ちゃんの転勤が決まり、ペット可の部屋がなかなか見つからず、 見つかるまで預かって欲しいと言われたんですが、 友人は、預かりたくはなかったようです。 こんな愛想無しのにゃん(笑)だけど、飼えば手放せなくなっちゃうし…。 とはいえ、お兄ちゃんは引き取れないで、そのまま家で飼う事になりそうだよねと、 友人とママは言ってたけどね。 一応当初はお兄ちゃんも、いつかは自分のところで…とは思っていたようです。 ある日、友人は風邪をひいて寝込んでしまいました。 お兄ちゃんの部屋と友人の部屋は、襖をはさんで隣だったんですが、 襖が少し開いてたそうなんです。 高熱にうなされて、うーうー言ってる友人。 そこに、あんなにお兄ちゃん以外の人をシャットアウトしてたぶーにゃんが、 友人の胸に乗っかって、見守ってくれてたらしいんです。 …胸の上に乗ってたら苦しそうだけど(笑)、 友人は、ぶーにゃんが看病してくれたと思い、 ぶーにゃんを絶対手放さないと決意したようです。 転勤になったお兄ちゃんは、ペット可の部屋を見つけるどころか、 パタパタと結婚する事になって、尚更猫を引き取れない状況に 結局ぶーにゃんは、晴れて友人宅のにゃんこになったわけです。 でも、お兄ちゃんにしか心を開いてなかったぶーにゃん。 看病したとはいえ、友人にくっついたのもその時だけ。 呼んでも返事はしないし、いつもどこかに隠れています。 なのに、2,3年ぶりに友人宅を訪れたお兄ちゃんの呼びかけには、 なんとも嬉しそうに、「にゃぁぉぅ~」とお返事。 その時は、ふつふつと嫉妬の炎が友人の心に燃え上がったのでした…(笑 友人宅は、1階がそば屋(ママがやってました)、 2階がリビングと続きの和室(ママの寝室)、3階が友人と妹のそれぞれの部屋でしたが、 私が遊びに行った時は、大抵はリビングで友人と話していました。 ぶーにゃんはお客さんが来ても、3階からなかなか降りてこないし、 リビングに現れても、訪問者の事はチラ見するだけで、 ダイニングチェアの下やテーブルの下に隠れて丸まってるだけでした。 触ろうと手を伸ばしたり、ちょっとでも触れたりしたら、 たちまた逃げて、振り向き様にガン見されたりして、 あ、怒ってる~って感じ(笑 だいたいぶーにゃんは、飼い主である友人やママや妹にでも、 膝の上に乗ったり抱かれたりとか、絶対しないにゃんこ。 当時ぶーにゃんを抱き上げられるのは、 ほぼ毎日家に来る唯一友人の彼氏(今の旦那さん)だけで、 それも下に降ろされると、 「まったく冗談じゃないわっっ」 と、逃げて隠れちゃってましたからねぇ~(笑 そんな状況だったのが、ある時私が友人宅を訪問すると、 リビングにいたぶーにゃんが私の足元に寄って来て、 尻尾をくにゃりと曲げ、自分から私に触れたんです~ 尻尾だけでね(笑 これ以降、私が行くと、毎回尻尾で歓迎してくれるようになりました。 更に時間が経つと 「にゃぁん~(いらっしゃい~)」 と、お言葉つきになり、やがて体をすりつけてくれるように~ それでも、こっちから手を伸ばされると嫌みたいだったけど…(笑 数年経ち、友人と彼氏は結婚しましたが、職場の社宅に入居した友人は、 ペット不可だったため、始めはぶーにゃんを連れて行く事はできなかったので、 ぶーにゃんは、ママと妹とそのまま実家で暮らしていました。 私もしばらくは、ぶーにゃんと会う事なく過ごしていました。 でも社宅は古かったので、もう新しい人を受け入れない事になってからは、 ぶーにゃんも社宅で暮らしていたと思います。 そのうち友人夫婦が家を建て、新しい家にぶーにゃん共々引越しました。 抱っこ嫌いなぶーにゃんだけど、友人の娘には、 しょうがなく抱っこされるんですよ。 クールなにゃんだから、子供は苦手なんだと思うけど、 友人の子供のちょっかいには、迷惑そうにしながらも 「しゃーないな」 って感じでされるがままです。 ぶーにゃんも大人になったのね~(爆 新しい家になってしばらくして、娘も大きくなったので、友人も仕事を始めました。 今までは一人きりのお留守番なんてそうそう無かったぶーにゃんだけど、 段々お留守番の時間が増えていきました。 友人の新居は2階がリビングなので、 普段は2階や更に上のロフトチックな3階で過ごしてるぶーにゃん。 旦那さんと娘ちゃんが出かけた後、友人がキッチンで後片付けとかをしてた時の事。 洗物とかが終わり、たまたま静かな作業をしていたら、 ロフトに上がって寝てたであろうぶーにゃんが玄関に降りていき、 扉に向かって 「がぁお、がぁお」と鳴き出したそうなんです。 「にゃお」じゃなくて「がぁお」。 どうしたのかと思って、階段の上からぶーにゃんに話しかけました。 「どしたの?ぶーにゃん?」 ぶーにゃん、階段下(降りたらすぐに玄関です)でくるっと振り向き、 びっくりして目をまん丸にして、 「あんた、居たのねっ!」 って感じでリビングに上がってきて友人の横をすり抜け、 何事も無かったかのように寝床に丸まったそうです。 多分、一人ぼっちでお留守番の時は、ああやって鳴いてたんだと思う、 と友人は話していました。 たまたま友人が居る事に気がつかなくて(もう既に結構おばあちゃんだったし) ぶーにゃんのそんな場面に出くわして解ったけど、 それまで、お留守番の少なかったにゃんだから、きっと淋しかったのね。 ファミリーでの旅行の時のぶーにゃんの様子を話したら、 旦那さんは初耳だったので、 私にまでそんなに懐いてたんだと、びっくりしてました。 懐いてたって言っても、十分クールなぶーにゃんだけど(爆 昨晩は、こんな話をたくさんしながら、 ピザとプリンとマドレーヌとかの焼き菓子を食べ過ぎた私達です~

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