【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その2 ~基礎編(1)~
失敗しないための電球型蛍光灯選び【基礎編(1)】では、それぞれの電球型蛍光灯の性能を把握するために必要な言葉について簡単に説明します。まずはこの4点をおさえましょう。【基本性能に関する用語】1.定格寿命2.消費電力3.点滅性能4.色1.定格寿命おおよそこれくらいの時間点灯させることができるという目安。長いほど良い。定格寿命という言葉の厳密な意味は、意外と複雑なので購入時に消費者があまり意識する必要はありません。(電球型蛍光灯の場合、点灯、消灯をある一定サイクルで延々と繰り返す。この方法で試験した結果の寿命を、定格寿命と呼んでいる。)難しく考えず「寿命のことか」くらいで良いと思います。たとえば、定格寿命10,000時間なら、ほとんどの場合10,000時間は点灯させることができるという意味です。実際は、使用状況や製品の個体差があるので、これより短くなることもあれば、長くなることもあります。あくまで目安と考えておくと良いですね。2.消費電力言葉の通りです。小さいほど良い。たとえば、「60Wタイプ消費電力10W」と表記されている場合、「従来の60W白熱電球とほぼ同じサイズ、ほぼ同じ明るさですが、 消費電力は10Wですよ。」という意味です。3.点滅性能点滅耐性とも言います。点滅を何回繰り返すと使えなくなるかという目安の回数。多いほど良い。白熱電球と違い、電球型蛍光灯はあくまで蛍光灯なので点灯時に寿命がわずかづつだが削られていきます。たとえば、点滅性能2万回ということであれば、2万回つけて消すと電球型蛍光灯が寿命をむかえるということです。4.色現在、電球色、昼光色、昼白色の3種類があります。電球色は、白熱電球とほぼ同じ赤みのかかったあたたかみのある色。昼光色、昼白色は、ともに蛍光灯本来の白い光を発しますが、両者のあいだには同じ白でも差があります。最終的には用途、好みの問題になります。メーカー間によっても色味に少しずつ差があります。【まとめ】主に上記の「1~3(定格寿命、消費電力、点滅性能)」の組み合わせにより、電球型蛍光灯の性能が決定します。そして部屋の雰囲気や自分の好みに合わせて「4.光の色」を選択します。基本的には、「1~4の基本性能+価格」を考えて電球型蛍光灯選びをすれば良いのですが、もう一つ重要な要素があります。そのもう一つの重要な要素については、次回にお話しますね。◇ 楽天通販研究所 記事のリストへ ◇■関連ページ・ 【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その1 ~電球型蛍光灯物語~・ 【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その3 ~基礎編(2)~・ 【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その4 ~基礎編(3)~・ 【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その5 ~実践編(1)~・ 【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その6 ~実践編(2)~・ 【失敗しないための電球型蛍光灯選び】その7 ~実践編(3)~・ 電球型蛍光灯でお気軽節約生活!!