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カテゴリ:ボーイズラブ
ルチル文庫新刊です。ホストと空間デザイナーの2人が偶然に出会って物語は始まります。
ホストが出てくる物語って、たいてい読んでてキツイ話が多いんですよ。ほわほわして楽しい話はまずありません。なので、ちょっと覚悟して読みました。 しっかりと読ませてくれる小説でした。満足 あー、やっぱりホストの彼はピリピリしてて、自分を守るために攻撃するタイプの人でした。 実際にいると、すんごく困る人ですね。 それをまあ、攻め(デザイナー)の彼がひたすら穏やかに包み込むように接していきます。 ホストの受くんが、だんだん心を開いていく様子が読みでがありました。もう、臆病でしょうがないんです。「ホントにいいのかな?」ってちょっとずつ足を踏み出す仔犬みたい。 で、ちょっと誤解が生じると「やっぱりダメなんだ!」とばかりにヤケになったり。 そういうホストくんを包むように愛する攻の彼の過去もあったりして、しっかり読ませてくれます。 大人向けな小説だと思いました。 真夜中に降る光 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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