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003:クルマの『消耗品交換』


 こんな所まで

 よくぞクリックして頂き、恐悦至極に御座います。


  • 替えるべき消耗品を、替えるべき時に替えていれば、呆れるほどトラブルレスで乗れるのがドイツ車の強みっすね


 さて普段からなんにも考えない、高校卒業したらもう脳みそ使わなくてイイ、でホントにピクリとも使わないバカに限って

 「ガイシャは壊れる」だの「ドイツ車は壊れる」だの言ってるでしょ?

 完全に、完っ全に!欧州車は『バカ発見器』になってるワケっすけど。。。

 それでも国産車に比べて手間が掛かってるなのは否定できねえっすね。

 でもたいした事じゃあないんだよ?っつーのが俺が一貫して言ってる事っすね。





 で、この辺纏めると。。。クルマって相当『消耗品』が多い代物なんっすよ。

 そりゃそうだよね、あんなにいろんな所がゴロゴロ回ってんだから。

 特にキャブからインジェクションに移行してからは『消耗品』がやたら多くなっちゃった。

 今やセンサーだらけだから、しょうがないんだよね。

 で、この消耗品がご臨終を迎えるんで変なんなっちゃうワケっすよ。





 国産車の場合たいていディーラーに丸投げしちゃうでしょ?

 で、5年(2回)目の車検で急に10万円前後の車検代が請求されて、

 7年(3回)目、9年(4回)目の車検を迎えると20万だ30万だって請求されてくんっすよね。

 そんなに税金掛かってんの?

 いいえ、消耗品交換するからそんだけ掛かってるんっすね。

 基本的に車検で掛かってるのは 自賠責+車両重量税+検査印紙代 だけで、

 ココだけ見れば重量税なんか年々値下がりしてたりするんっすよ。





 で、日本の自動車業界は1年=1万kmっつー根拠不明な平均走行距離を基準に

 「そろそろ5万kmだからコレとコレとコレを交換しないと車検通りません」とか

 「これは次の車検でもイイんっすけど、7万km走行してるからコレとコレと一緒に交換しといたほうがイイですよ」とか

 耳に記憶が残ってるんじゃないっすか?

 国産車はディーラーのフロントとか整備工場のおっさんとかがお知らせするっすけど、

 欧州車はクルマが教えてくれるんっすよ





 イギリスには日本より厳しい車検制度があるんっすけど、基本EU圏では日本のような車検制度はないんっすよ。

 自由でイイな、って感じっすけどギリシャみたいに他国に借金してまでバカンス取りたがる怠け者集団が

 自動車整備みたいなメンドクセエ真似すると思います

 「そろそろ整備したほうがイイよ?」っつー他人の善意からの忠告、聞くと思います

 で、そういうクルマが公道走ってたら、アッブネエでしょ

 そういう連中相手にしてるクルマだから欧州安全基準に則って、整備しないと驚かすように仕掛けが仕組まれてるんっすよ。

 例えばエンジン掛かんなくなったり、聞いた事ない音やガッタガタ言う振動が出たり、すぐに警告灯が点いたり。。。

 要するに、『バカと餅は強く叩いたほうが良い理論』っすね。





 っつー事で欧州車と国産車じゃ警告灯ひとつ取ってもその意味が違うんっすよ。

 国産車の場合センサーを鈍らせてる兼ね合いでご臨終お知らせ灯っすけど、

 欧州車の場合バカと思われて叩かれたな灯なんっすわ。

 だから欧州車がパーツ交換したら何事もなかったかのようにシレッと走る、ってのは当たり前なんっすわ。


 実は初めての輸入車でも以前に車検を通したことがあれば

 交換すべき消耗品と交換時期は見積書と領収書を通して知っている筈なんっすよ。

 だけどたいていそんな細かい文字、見ないよね。それが人情です。


 もちろんパーツには若干の個体差があって寿命に誤差が出るんだけど、

 【5万km毎に定期交換が必要なパーツ】…便宜上『小物』としときましょうか
 【8万km毎に定期交換が必要なパーツ】…便宜上『大物』としときましょうか

 に振り分けられるんっすよ。

 実はココさえ押さえときゃトラブルはまず起きないんっすよ。

 セーフティ・モードに入んないんだから当たり前だよね

 (もちろん稀に設計不良とか整備不良などを原因とする故障は起こり得る…国産車のリコール数ほどじゃないけどね)


 で、国産車と違って欧州車は交換部品の箇所が大体おんなじ。

 例えばオペル・ベクトラの消耗品交換個所を大体把握したら

 隣のワーゲンやBMWやアルファロメオも整備できちゃうんっすよ。

 それどころか、ポルシェやフェラーリなんかも整備に付いて行けちゃうんっすよ。


 そうなると。。。覚えておいて損はないっすね。


 


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