知られざる東ティモールの郵便事情に迫る!
本日、「東ティモールからのニュースレター No.9」を無事に航空便で発送いたしました。配達予定日は、遅い飛行機なので2月上旬から中旬です。ということで、今日は郵便制度がない国の郵便局の衝撃の真実に迫ります。 ↑ 郵便局の窓口に封筒を持ち込みます この女性局員はわたしが東ティモールに赴任したときから窓口にいますが、その頃は大学卒業してすぐのようでしたが随分ベテラン局員のようになってきました 当時はポルトガル語がとても流暢なもう一人年配の女性がいましたが、移動になったのでしょうか、今はいません ↑ 国中に一つしかない郵便局はこのありさま きょうは私だけしかお客さんがいませんでした 以前は冷房が効いていましたが、きょうは窓が開いていました ↑ 郵便局長?が出てきて、封筒の多さを見て手伝いをはじめます ↑ 郵便便局長?はわたしが「写真を撮ってもいいですか」と訊くと、いつもカメラの方を向いてくれます 取材慣れをしておられるのかもしれません ↑ ニュースレターに貼られる切手 分量が厚いものは75セント、約80円です 薄いのは50セント、約55円です 皆様のお手元には、厚い封筒が届くか、薄い封筒が届くか・・・ ↑ 郵便局長?直々に、切手貼り付けサービスをしてくれます 慣れた手つきで、ペットボトルの水を、切手シートの裏につけて素早く貼り付けてゆきます ひょっとしたら、ベテラン局員の課長さんかもしれません 「オブリガード」といって、わたしは帰途につきます ↑ これは衝撃の写真です この窓口が、郵便物引き渡し所です 人口約110万人の郵便物全ては、この窓口で取りさばくことができます 東ティモールにはまだ正確な住所・番地制度がありません 「Timor Leste, Pe. Yoshitaka Ura」と書いて日本から郵便物を投函していただければ、この窓口で受け取ることができます 裏情報ですが、各県の県庁までは郵便物が届くという噂があります 県民はそこに取りに行くのですが、間違った県に配送されると、その郵便物は紛失したも同然となるようです