Bengkel バイク修理場
東ティモールで生活していると、bengkel(ベンケル)ということばをよく耳にします。どうじに、ベンケルをよくみかけます。ベンケルとはバイクや自動車の修理工場のことです。ただしバイクのベンケルはおおきな修理工場ではなく、家の軒先でバイクを修理したりする程度です。 ↑ わたしもときどき、ベンケルへゆきます きょうはタイヤの空気が抜けてしまいました 修道院の用務員さんが、もうタイヤを交換した方がいい、これ古いでしょう、といったので、住んでいる集落にあるベンケルにバイクをもってゆきました 新車登録から15年経った、時代物のバイクです バイクは鉄でできていて堅くて重く、土やほこり、油で汚れていて、暑くて、大変な仕事です ↑ すると、「神父さん、タイヤを替える必要はありません、なかのチューブだけ変えればいいんです」といってチューブを取り替えはじめました 修理にはけっこう時間がかかり、30分や1時間またなければなりません 先客がいると、その人の修理がおわってから自分の順番がまわってきます ↑ ベンケルには修理する部品やオイルが売っていて、バイクを修理したい人は先ずその部品を買います それから、修理工さんに部品を渡して修理してもらいます 修理がすむと修理工さんに手間賃を払うというシステムです 腕がいい人と下手な人がいるので、見分けが肝心です ↑ 道具を貸し出しているので、部品を買って道具を借りて自分で修理することもできます 津南アジアの庶民にとっては、バイクは必需品です 車を買う余裕はなく、公共交通機関も未発達なので、バイクは絶対に必要です ↑ このひとはベンケルのなかで、古いバイクの部品を寄せ集めて、じぶんのバイクを作っています こんなのもOKです ちなみにきょうの修理には6米ドルを払いました 1,100円位 私の日給は13ドルです