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東ティモールでは毎年10月中旬に、中学校と高校の卒業検定国家試験が実施されます。聖イグナチオ学院では、試験対策と称して、3学期は授業なしでずっと班学習です。日本では-とくに主要教科の先生たちは-教科書をぜんぶ教えきれないといって焦っていますが、こっちの先生たちはゼンゼンあせりません。大丈夫、班学習で過去問を解けば、それが本番の試験で「ズバリ」出題されるのです。
![]() ![]() ↑ とはいえ、担当教科の先生は、過去問の難題を解説したり、答え合わせをしたり、自習監督をしたりしなければならないとおもいます、「さらに完璧に受験対策を仕上げる」とか「先生たちは、過去問の対策や質問は、ドントこい」みたいなおもいはありません 高校3年4クラス、中学3年3クラスをみてまわりましたが、中3Cの数学の先生だけが、板書しながら過去問を解説していました ある先生は、自習監督にも教室に出向いていませんでした しかし、このような放任教育が生徒たちの「自主的に勉強する」という意識をたかめるのでしょうか 実は、わりと静かに班学習に取り組んでいるのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/09/15 07:16:20 PM
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