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カテゴリ:ランニング基本
どうも佐賀在住ランナーです。
今回は雑談的な感じで「速いランナーとそうでないランナーは何が違うの?【ランニング成功の必須要素】」の記事を「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」を参考にまとめたいと思います。 ダニエルズのランニング・フォーミュラ第3版 [ ジャック・T.ダニエルズ ] 学生時代の部活動だったり、大人になってからランニングクラブに所属しているランナーさんは感じたことがあるだろうことだろうけど、 「同じようなトレーニングしてるんだけど、なんであの人は速いんだろうか?」 逆に 「なんであの人は自分と同じトレーニングしているんだけど、速くならないんだろう?」 筆者は後者で、比較的人より速く走れたタイプだったんだけど、記事を書いていて、 「なるほど!そうだったのか!」と過去を振り返って共感しました。 それでは早速、書いていきます。 【ランニング成功に必要は4要素】ランニングに必要な4要素を順番に上げると次のとおりです。1)先天的な能力 2)意欲 3)チャンス 4)指針 では、早速順番ごとに解説していきます。 1)先天的な能力「先天的な能力」が最も重要な要素となる理由は、「身長や心臓の機能は自分では選択できない」から。極端な例を挙げると、「生まれつき身体が弱い人がランニングで人より成功できるか」という部分になります。 さらにレベルが高い例を挙げると「速筋・遅筋の筋繊維割合」だったり、「下肢(特に膝下)の長さ」、「心臓の大きさ」などになってきます。 筆者的にはダニエルズ先生の考え方は御最もと思いますが、先天的な能力の有無なんて簡単に分かるものでもないし、書いてあるとおり「自分で選択できないから」を理由に成功を諦めることは安易かなと。 確かに、先天的な能力は重要ですが、それよりも、この後の必須要素に目を向けることがランナーとしては大切になってくると思います。 2)意欲2番目に必要な要素は「意欲」。これは先天的能力の有無に関わらず、「ランニングで何かを追い求める情熱」意欲が、その人が本来有している潜在能力を引き出します。 ちなみに、ランニングにおいて「先天的な能力」と「意欲」を3つのタイプに分けることができます。 1.どちらもあるタイプ →トップランナーになるタイプ。このタイプはチーム内で一番速くて、常に誰にも負けたくない、速く走りたいという思いを持っている。その思いから練習も積極的に取り組むので、指導者はトレーニングを抑えてやることも必要になります。 2、先天的な能力はあるが意欲がないタイプ →やる気がある時は1に負けない走りをするが、やる気が無い時は手を抜くタイプ。指導者にとっては悩みの種だし、腕の見せ所になるタイプです。指導者はこのタイプには「気合が足りない」「やる気を出せばもっと速くなれる」などとは言ってはいけません。そもろも意欲がない状態の人に意欲を出せと言ったところで、ランニングから遠ざかるばかり。 それよりも選手自身に目標設定させて、それに取り組む過程と成長を褒めるようにしてください。 3、先天的な能力はないが意欲があるタイプ →結果は出ていないが、努力家であるタイプ。指導者のアドバイスは素直に取り組むし、それ以上のこともしたがるので、ストップをかけることも必要。ランニングにピークは人それぞれなので、常に「いつか花は咲くから」と言い聞かせて努力し続ける意欲を保ってあげましょう。 部活動やランニングクラブでチームに所属していたら、必ずいずれかのタイプに分かれます。 ちなみに筆者は学生時代は1で、社会人になってからは2のタイプだったなとwww 働きながら「意欲」をキープするのって難しいですよね。 仕事が忙しかったらランニングどころではなくなるし、仕事以外にも家庭だったり、付き合いだったりで意欲っていうか「情熱」を見失いがちになってします。。。 その情熱を見失わない方が本物のランナーかなと。←書きながら自分に言い聞かせてます。 3)チャンス1の先天的な能力は生まれつき自分に選択できないことですが、チャンスは生まれてから自分に選択できなことです。例えば、「年平均気温が40℃の地域と15℃の地域はどちらがトレーニングしやすいですか?」だったり、「陸上部がある学校と、ない学校ではどちらがランニングで成功しやすいですか?」だったり、「資金力があって海外のレースに出れる人と、地元の記録会にしか出れない人、どちらが日本記録に近いと思いますか?」ってな感じのことです。 しかしながら、ランニングというのは、暑いところでも走れるし、一人でも走れる。 チャンスは「ない」よりあった方がいいけど、なくても自分次第の部分です。 4)指針指針とは、部活動やランニングクラブだったら指導者、一人で走っている方なら自分で考える「トレーニングの方向性」になります。今日のトレーニングを「なぜ」「このタイミング」で取り組むことで「いつのレース」で「どのような走りをして」「どのような結果を出すため」と答えられるぐらいの方向性を示すことです。 何も考えなくても走っているだけで十分ですけど、指針を理解をしているかいないかで、「やる」トレーニングか「やらされる」トレーニングの違いがでてきます。そうなると意欲にも関わってきますね。 【感想】 確かに実業団だったり、プロランナーになる選手は4要素すべてを満たしてるな~と思いますね。 しかし我々、アマチュアアンナーは全て満たす必要はないです。 まずは、何事にも怖気づかない「意欲」情熱をもってランニングに取り組むこと。 自分なりの「指針」を描いて、トライ&エラーを繰り返しながら自分のスタイルを築いていって、考えながらといいますか、「効率」「効果」を常に考えながらランニングすること。 「チャンス」がないことを言い訳にしないでいいように、自分で工夫しながら、できることをする。 外が暑かったら、室内で走る方法もあるし、指導者がいなかったら自分で考えればいい。 最後は、自分には「先天的な能力」がないからと、意欲を失わないこと。 以上、結局はランニングは自分次第という内容になってしまいましたが、その「自分次第」をどこまで追及するかは「自分次第」ということで!←言ってる意味よく分かりませんよね(笑) ランニングに関してのお悩み相談を承っております! お気軽にコメントにてご相談ください。 【備考】 某大学スポーツ学部卒、中高保健体育免許所有、ランナーズマイスター取得 ランキング参加してるのでよかったら↓ポチッとお願いします。 皆さんの1ポチが励みになります! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 陸上競技ランキング マラソン・ジョギングランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.20 13:39:38
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