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カテゴリ:雑談
大部、かなり大部ご無沙汰しております。
佐賀在住ランナーです。 今回は為末大学で面白い動画がありましたので、 「インプット」と「アウトプット」について解説したいと思います。 【為末大学 インプットとアウトプット】 皆さんは学生時代の部活動だったり、 ランニング経験者からの指導でこんなこと言われたことないですか? ・顎が上がっているぞ、顎を引け ・脚が上がってないぞ ・腰が落ちているぞ ・腕振りを強く これはランニングにおける指導者からのアウトプットの例です。 あるあるではないですか? これは指導者からのアウトプットであって、 選手がインプットする時には、アウトプットどおりには無理なので 嚙み砕く作業が必要になります。 ・顎が上がっているぞ、顎を引け→軸の維持を背筋に頼ってるんだな ・脚が上がってないぞ→地面への押込みが弱くなったんだな ・腰が落ちているぞ→地面からの反発をもらえなくなったんだな ・腕振りを強く→下半身の力強さがなくなったんだな これは私のインプットの例です。 しかしながら、指導者がアウトプットする時には すでに選手の身体は疲弊している状態だと思います。 疲弊している状態でアウトプットどおり修正しても、 おそらく状態は改善しないし、改善できたとしても 一時的で継続はできないと私の経験上思います。 同じ動作を長時間継続するというランニングの性質上、 練習やレース中の指導者からのアウトプットへの対応は できないものです。 対応できるとするなら、次回の練習やレースに向けてということに。 ・顎が上がっているぞ、顎を引け →軸の維持を背筋に頼ってるんだな →体幹の前側の筋肉を強化しておこう ・脚が上がってないぞ →地面への押込みが弱くなったんだな →ランジとかで、お尻近辺を鍛えておこう ・腰が落ちているぞ →地面からの反発をもらえなくなったんだな →接地時間が長くならないようにラダーで強化しておこう ・腕振りを強く →下半身の力強さがなくなったんだな →坂道を走る機会を増やしてみよう あくまで私のインプットの例です。 このようにランニングは、指導者のアウトプットに対して その場で対応するのは無理なので、次回の練習やレースに 活かすようなインプットにしましょう! 逆に指導者の方は、改善しようと思って発したアウトプットによって さらに選手の状態を悪化させてしまう恐れがあることを理解しておいてください。 アウトプットするならランニングが終わってから、次回への課題として。 じゃあ指導者は練習中とかにどんなことをアウトプットするのか? ということになりますが、 「これかは我慢する練習だよ」とか「(悪くても)動き悪くないよ」とか 選手のメンタルがポジティブになるアウトプットをお願いしたいところです。 最後になりますが、 ランニングにおいて試合や練習中に指導者からのアウトプットに対応するのは無理。 選手は試合後などに噛み砕いて、次回に向けてインプット。 指導者は走動作に関するアウトプットはしない。 以上に尽きると思います。 選手、指導者お互いにメリットがあるアウトプットとインプットを!!! ランニングに関してのお悩み相談を承っております! お気軽にコメントにてご相談ください。 【備考】 某大学スポーツ学部卒、中高保健体育免許所有、ランナーズマイスター取得 ランキング参加してるのでよかったら↓ポチッとお願いします。 皆さんの1ポチが励みになります! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 陸上競技ランキング マラソン・ジョギングランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.03 09:06:13
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