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2004年07月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最近常々思うことがあります。webサイトが見づらい!Flashが多用されていたり、画像がでかすぎてダウンロードに時間がかかったり…はたまた、目的の情報にたどり着けなかったり。おまえらいったい何のためにwebを作ってんだ!と叫びたくなることがよくあります。

webは言うまでもなく「情報を伝えるため」のツールであります。そして「情報を探すため」のツールでもあります。この双方向性のメディアというのが既存のメディアと大きく違うところだ!というのはよく言われることでありますが、どういうことなのでしょう。

自分なりにたとえると、言葉の意味を調べるときに文庫本を探すようなことはしませんね。言葉の意味を調べるのなら辞書を使います。なぜなら、言葉の意味のデータベースになってるからです。辞書はその性質上、調べやすいように50音順のように整列されて載せてあります。逆に、小説などは言葉を相手に伝えるのが目的でありますためそれは話の流れとして載せることになります。

元来情報が伝えるためのものと調べるためのものが一つになったものというのはなかったんですね。でも、webというのは両方の側面を持つわけです。

すると、作る側は情報を伝えるためのつくりをします。過度(というと言い過ぎかもしれませんが)にそれをすると広告のように宣伝するために見栄えよく、わかりやすく…となるんですね。翻ってその情報を調べるためにアクセスした利用者は…調べたいことはだいたい心の中で決まっていて、後はその情報にたどり着くだけなので広告のようなwebに腹がたつんですね。

webを作る際には、利用者がなにを目的にwebを見るか、そこを意識して作るべきなんでしょう。webは能動的に動かない限り見られないものです。とすると、広告のような作りではいけないわけです。広告は受動的に見るもので、それをきっかけに消費者に能動的になってもらうツールです。それとは逆なんですね。

利用者は過度なビジュアルを求めていません。情報を欲しがっている…そう思って作ってもらえればまだいくらかわかりやすいwebができると思うのですが…。

さて、前置きが長くなりましたがそんな風に思う人が「いっちょこっちで作ってやるぜ!」と本家サイトを越すわかりやすい模造サイトを作った人の話が載っています。大概本家サイトは訴えたり止めろといったり…。ボランティアでわかりやすいものを作ってる(まぁ、物好きといわれればそれまでですが)とはいえそれをうまく吸収しようとは思わないようです。まぁ、ここら変に男の世界のアホな臭いを感じられるのは気のせいですかね。

なんにしましても、批判を受け入れるというのは難しいんですが、批判をする人がただ意地悪く批判をするばかりではないと考えて吸収できるようにしたいな、とこれを読んで思った次第でした。

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最終更新日  2004年07月26日 20時46分44秒
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