落ち込まない考え方

イヤな自分。
引っ込み思案、疲れやすい、恐がり…。

なんで俺ばかりって考えたり、
どうしてこうなってしまうんだろうって考える。

まさにその「なんで?」「どうして?」という、
原因を探る考え方が、落ち込ませる原因。


その答えがわからなければ、わからなくて落ち込む。
もしわかっちゃうと、イヤな体験を思い出して落ち込む。
どっちにしても落ち込む質問なのだ…。

NLPでこれを最初に習った時は、画期的だった!
NLPは哲学をしない。
なんでと考えないで、どのようにと観察する、調べる。

要するに、過去どうだったかはどうでもよくて、
現時点で何が起こっているのかを調べて、
そこで別のやり方をやってみるのだ。

たとえば落ち込ませる独り言が、右耳から聞こえてきたら、
左にしてみる。
めいっぱいボリュームを大きくしてみる・小さくしてみる。
体の外に出してみる。
そうしたら、気分が変わるかどうか試してみる。
こんな事で、変わってしまうのだ。

でも、やっぱり一番は、原因追及をせず、
どうしたら解決するのか色々試してみる。
この考え方がよかった。

だって、ずっと原因が分からなければいけないと、
固く信じていたのだから。
うまくいかない方法を、責任感を持ってやっていたのだ。

しかも、解決的アプローチは、会社でも使える。
会社がうまくいかないと、原因探しが始まって、
スケープゴートが生まれ、やめさせられる。

しばらくして、またうまくいかなくなる。

原因の人間なんてないのだ。
優秀な人を100人集めると、2割は自動的に無能になる。
2割の人をのぞくと、やっぱり2割は無能になる。
それよりも、全体が2割アップすればいいんだから、
どうしたらアップするか考えた方がいい。

原因探しで使う労力を、うまくいく方法探しに使おう!








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