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うりぼうず

うりぼうず

オーストラリア6

 6日目。本日はキュランダ観光。ケアンズからバスでスカイレールというゴンドラリフトの始発駅まで。途中、サトウキビ畑や、サトウキビを運ぶための小さな鉄道のレールも。子どもに、それなりに解説したつもりだったが、理解できたか疑問。
 車中で、熱帯雨林の中に、「白いオウムがいる」という話を聞いたが、始発駅の売店に白いオウムのパペットがあり、「くう」が「かわいぃ~」。奥様も気に入ったが、荷物になるので、どうせ「どこかで売っているだろう」と、そこでは買わずに。
 ゴンドラに乗車すると、徐々に熱帯雨林らしい光景が。雨林にふさわしく?雨まで降ってくれる。途中、白い鷺のような鳥が飛んでいるのをみかけたが、それが「オウム」とのガイド氏の説明。中間駅で下車し、ジャングル内の遊歩道を少し散策。前年の西表でも、みた、イチジク科の植物で、別名「絞め殺しの木」と呼ばれる植物もあった。(鳥に種を運ばせて、別の木のうろのようなところから発芽し、そこから下に根を伸ばし、その木に巻きつくように成長し、やがては相手の木を枯らしてしまうという、オトロシイ木)。とにかく他の木よりも早く成長し、日光のあたる空間を占拠しなければ生きていけない熱帯雨林の厳しい自然、「みい」「くう」に理解できただろうか(できるわけないか)。このほか、いろいろな種類のヤドリギもあり、大人としては、もっとじっくりと見たかった場所だった。

 ★高原であるキュランダに着くと。人口数百人の小さな町キュランダ。
 「有名だというアイス」を食べたが、売っているおじさんがユニークではあったが、まあ、普通のアイスか。時間がない上に、スコールにも見舞われ、それほどは見物できず。土産で、傾斜をことことと歩く木のカンガルーのおもちゃを買う(売り場では、けっこう上手に坂を下りたのに、ウチではすぐこける。なんでだろう)。

 ★続いて、レインフォレステーションという、まあ、遊園地というか、なんというか。まず、子どもが楽しみにしていたコアラの抱っこ。子ども二人一緒というわけにいかないので、一人ひとり撮らせてやる(ワタシも、本当は抱っこしたかったが)。「みい」に付き添って、コアラのお尻を支えてやったが、ほんとに「ぼ~っ」とした感じの動物。なんの抵抗もせずに、抱かれていた。でも、子どもにはけっこう重かったみたい。
 続いて、アーミーダックという、水陸両用車に乗っての、ジャングル探検(と言っても、庭のような空間をちょっと走るだけだが)。
 このアーミーダックというのは、なんと第二次大戦で、ジャングルで日本軍と戦った米軍の置き土産とか。60年たっても動くとは。整備も大変とは思うが。
 いかにも、米軍の車両という感じ。6輪装甲車のような車体で(オープントップだが)ものすごい騒音をたて、急坂を下り、せき止めた池に入ると、舟になった。燃費も恐ろしく悪そう。それでも、ねずみのようなカンガルーの一種や、木登りトカゲを見ることができた。
 
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