2008/12/04(木)10:29
受験層と合格層をチェック!
開成・麻布・武蔵をはじめ、暁星や慶応など難関校と呼ばれている学校の一部の入試は1回のみ。 まさに『一発勝負』 1月に渋谷学園幕張、2月に海城・開成を受験するとします。(出願者などは、平成20年度入試のものです)
開成の入試は、2月1日の1回のみ
出願者1089名、受験者1055名、合格395名 (2.7倍)http://www.njc.yotsuya-otsuka.co.jp/point/graph/2008/pdf/dan/2046.pdf 渋谷学園幕張の入試は、1月22日・2月2日の2回募集人数は1回目が190名、2回目が45名。 1回目には、第一志望者と東京の難関校の併願者が集まります。 出願者2314名、受験者2242名、合格852名 (2.6倍)併願者が多いため、合格者をたくさん出します。http://www.njc.yotsuya-otsuka.co.jp/point/graph/2008/pdf/kyou_dan/11981.pdf 2回目には、1回目で残念だった第一志望者の一部と、チャレンジ校としての志願者が集まります。 出願者634名、受験者579名、合格60名 (9.7倍)御三家レベルの受験者が減りますが、ここでの合格者の多くは入学します。そのため合格者数は定員に近い数なり、恐ろしい倍率になります 海城の入試は、2月1日・3日の2回。募集人数は、両日とも140名です 1日は、海城を第一志望とする受験者がほとんどです。 出願者539名、受験者497名、合格160名 (3.1倍)合格者のほとんどが入学するため、募集人数に近い合格者数になります。http://www.njc.yotsuya-otsuka.co.jp/point/graph/2008/pdf/dan/2470.pdf 3日には、1日で残念だった第一志望者の一部と、御三家からの併願者、チャレンジ校としての志願者が集まります。 出願者1192名、受験者796名、合格274名 (2.9倍)併願者が多いので、合格者が1回目よりも多く出します。 そのため、倍率は若干下がります。http://www.njc.yotsuya-otsuka.co.jp/point/graph/2008/pdf/dan/3930.pdf *グラフは四谷大塚のもので、合不合判定テストの偏差値を基準にしています。黄色=合格進学、黄緑=合格非進学、ピンク=不合格、オレンジ=出願したが受験をしなかった 人気の高い学校は『難関校』と呼ばれている通り、高い競争率を強いられます。しかし、上位校でも複数回受験が厳しい学校と、そうでない学校があります。併願校を考える場合、特に複数回受験が可能な学校でしたら、受験者の層を事前に調べておく事をおすすめします 中学受験に関する情報(ブログ)はこちらから