2008/12/12(金)14:11
偏差値のとらえ方 by 『お受験の星』
ご存知、『お受験の星』は第4巻で完結しましたね。 『受験の神様』の時も思ったのですが、 複数回受験が取り上げられていないのが残念でしたしかしながら、第4巻もいろいろ考えさせられました。 まず、女の子が志望校を変更するところ。 最初は『一番偏差値が高いところ』という基準で選んでいました。 最終的に、学校名や偏差値で選ぶのではなく、 自分が何をやりたいかを考えて志望校を変更しました
うり坊の友人で、第一志望校が不合格、併願校2校に合格した子がいます。 2校のうち、偏差値で言うと低いほうへ進学しました 第一志望校の偏差値が50だとすれば、第一志望校は45と40くらい。 学校の雰囲気、カリキュラム、生徒の雰囲気・・・ いろいろ総合的に判断し、この学校の方が合っていると判断したからです ただ、「中学受験を知らない人や偏差値しかみていない人に、 偏差値だけでこの学校を評価されるのが悲しい」と言っていました。 また、成績がどんどん落ちていき、追い詰められて主人公・勇太が通う塾に 再び駆け込んできた鈴木くん。 鈴木くんが以前通っていた塾の子たちから、 「この中学、相当偏差値低いぜ。」 「こんなトコ行って、どうすんだよ」 と笑われます。 でも鈴木くんはきっぱりと 「この中学がボクが行きたいと思っている学校だ悪いかよ」 と突っぱねます とら吉の友人の父で、「偏差値が低い学校に行っても意味がない」と 言う方がいます。 (この意見は多いかもしれません。) ある程度の成績がとれないのなら、受験はさせないと言うんです。 それも1つの考え方です。 もちろん、『一番偏差値が高いところ』というのも立派な志望理由です。 本人が決めたことなら、何の問題もなく突き進めます。 でも、母も子ども自身も、選ぶ基準が偏差値ではないんですよね うちとほぼ同じ理由で受験を決めたものですから・・・ 志望理由が何であれ、それが親や塾が一方的に決めたものではなく、 受験する子ども自身が納得していることが何よりも大切なはず。 家族で同じ方向を見ていない受験は辛いかも・・・偏差値、本当にややこしくて悩まし~っ
中学受験に関する情報(ブログ)はこちらから