2005/06/17(金)07:28
死との対話
『死との対話」山田真美 著
おちゃとらさんのページで紹介されていた本です。
初めて図書館でリクエストして借りました~♪
題名からして哲学的な内容かと思っていたのですが、
哲学というよりは、
ジャーナリスティックというかエッセイというか、
とても読みやすかったです。
前半は死屍累々で、背筋がゾゾゾっっとしましたが、
読み進めていくうちに、
インドという国のことがとても身近に感じられ、
いろいろな国があるのだな~と、
あらためて感じました。
棺桶と一晩一緒に列車に乗るなど、
日本では絶対ないでしょう(^^;。
著者が言うように遺体に一種の親しみを感じました(^^;。
ヒンドゥー教は仏教のもとになった宗教だそうです。
仏陀はもともとヒンドゥー教徒なのですね~。
そういえば仏教の神様とヒンドゥーの神様は重なっている方もいます。
百八は日本では煩悩の数ですが、
本場インドでは吉祥(縁起がいい)の数だそうです。
なぜ、百八なのか!?
いろいろ考えたり調べたり。
でも分からないらしい(*^^*
著者の考え方が面白くて、
いろいろ発見ができました~。
最後にはダライ・ラマへのインタビューがのっていました。
作者の行動力に脱帽!!
ダライ・ラマってやはりすばらしい方だな、、、。