令和元年6月11日(火)に盛岡市の岩手県公会堂で第7回いわて漆振興実務者連携会議を開催しました。
この連携会議は、県内漆の生産拡大をはじめ、後継者の育成や漆関連のものづくりなどの振興を図っていくことを目的として、漆関係団体及び行政機関の実務者を構成員し、漆振興の情報交換を行い、連携して取組んで行くことを目的に平成29年5月から開催しているものです。
今回の会議では、昨年度の取組状況の報告や今年度の取組を各団体から報告いただきました。
漆掻きにより漆の生産・出荷を行っている二戸市浄法寺の「浄法寺漆生産組合」からは、昨年度の漆の出荷量は1.26tであり、今年度は更に出荷量を1.4tまで増やすことを目指していることや岩手県産業経済交流課からは、漆関連産業の担い手従事者を募集するため、今年度初めて、県内外の学生などを対象としたインターンシップの実施を予定しており、今年中に募集と実施を行うことを報告しました。
引き続きこの連携会議では、県内の漆産業の振興に向けた取組を進めていきます。