いつまでも…二人で

2023/02/11(土)21:54

仏様のお膳と四苦八苦

仏教(4)

先日は、お姑さんの命日でした 11年前の、雪が舞い散るとても寒い日 お昼を過ぎた引き潮の時間に 大好きだった孫や、 認知症でしたが最後まで魂が覚えていた息子である夫に手を握ってもらって旅立たれました とても綺麗な老衰の大往生でした 認知症でしたが、とても穏やかでいつもニコニコとしていたため 施設のスタッフさんから大事にしてもらって 私が面会に行っても、誰か思い出せないことが 私に失礼だと思って、いつも申し訳なさそうで・・・ でも、夫のことは最後まで魂が覚えていたのでしょう スタッフの方々も驚かれるほど、満面の笑顔でした 結婚当初から、私のことを可愛がってくださって お料理を教えてもらって、母の味を引き継ぐことができたのですよ そんなことを思い出しながら お仏壇にお供えするお膳を作りました ごぼう・ニンジン・しいたけ・お揚げの炊き込みご飯 粕汁と昆布巻き、小松菜のお浸し、大根とこんにゃく等の炊き物 お姑さんは、美味しいものが大好きで 食べることにはお金をかけられました 好きな果物は、メロンと白桃 夫も好みは同じでした お経を唱えながら・・・お釈迦様の教えを思い出しました 四苦八苦 生老病死の四苦と ・愛別離苦・・・愛する者との別れによる苦しみ ・怨憎会苦・・・憎しみを感じる人と会わなければならない苦しみ ・求不得苦・・・求めても得られない苦しみ ・五蘊盛苦・・・煩悩が旺盛な故の苦しみ の四苦を合わせて八苦 人間であるが故、この世に生まれて来たが故の苦しみ どれだけ時代が変わっても、場所が変わっても 全人類が受ける苦しみです 私が今味わっている 愛別離苦もしかり ブッダは、この苦しみから逃れる方法はないと言っています そして、この苦しみを抱えたまま幸せにならないといけない、というのです 難しいね 一つ言えることは・・・ みんな経験するということよ 人間なんだから これが修行というものか、とも思います なんとなく自分なりに光が見えて そちらの方へ歩いて行き始めたら・・・ 悩みながらも、正解だと思います お姑さんのお命日を迎えて こんなことを、考えた一日でした 今日のおやつは 大好きなレモンケーキと、昨日開封したチョコレート 今日も、穏やかな一日でした 今日もご訪問をありがとうございました<m(__)m> いつも、ポチっとして頂いてありがとうございます<m(__)m> 今日もポチっと、よろしくお願いします    ⇩ こちらもポチっとしていただければ嬉しいです<m(__)m>    ⇩          ⇩       にほんブログ村

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