・浅田真央の来季の振り付け、SPはタラソワ、FSはニコル
【5月11日付時事通信】浅田、フリー振り付けはニコル氏=フィギュアフリーがニコル氏で、タラソワ先生はショートの方を担当されるようですね。タラソワ先生は日本を練習拠点とする浅田選手のメインコーチとはならないものの、名誉監督として、振り付けなど見てくださるということでしたので、来季のプログラムも期待していたのですが……。【2月28日付サンスポ】タラソワ氏、真央の"名誉監督"へ タラソワ先生のフリーも見たかったですが、浅田選手としては来季、一つは雰囲気の違うスローな曲も滑りたいといっていたので、ニコル氏に依頼したのでしょうね。それにしても来季、「仮面舞踏会」「鐘」を超えられるものができるかどうか楽しみでもあり、怖くもあり...... 私の中では「鐘」はフィギュアスケートという枠を超えた別次元の芸術。 バレエでもスケートでも音楽でも……これ以上ないという素晴らしい作品の名演があると、それ以外の人はなかなかできなくなるものです。やりたいけど、それをやる器にまだ至っていないと躊躇してしまうような憧れの名曲。 演じるのはとても難しく、それを技術・芸術両面で完璧に表現できる力が備わっていないと、とんでもなくつまらない駄作にしかならないもの……フィギュアスケートでいえは「ボレロ」とかもそうかもしれませんね。サラエボ・オリンピックで、アイスダンスで芸術点オール6.0をたたき出して優勝したイギリスのジェーン・トーヴィル&クリストファー・ディーン組……これを超えられるパフォーマンスができると思わなければなかなか手を出しにくいでしょう。【youtbue】Torvill & Dean - 1984 Olympics - Bolero - HQ 「鐘」はまさしくそんな曲になると思います。あの浅田選手の名演に心を揺さぶられ、自分もあのようにやってみたいと思った選手やタマゴ達はたくさんいたでしょうね。ですが、あの最高の技術に最高の芸術性を兼ね備えた至上のプログラム……これを超えられる演技ができる選手は今のところいないでしょう。今後も現れないかもしれません。タラソワ&浅田……2人の不世出の天才が作り上げた名作。世界に鳴り響かせた警鐘は永遠…… ★~~~記事一覧~~~★今のフィギュアの現状を広く知ってもらい、正すべきを正したいと望んでいます。このブログの趣旨にご賛同いただける方はブログランキングへの投票にご協力をお願いいたします。