睦月のお出かけ15(弘道館から水戸駅)
水戸といえば、偕楽園。そして藩校だった弘道館くらいしか知りませんでした。('◇')ゞそれで、特急の時間までまだ間があったので歩いて弘道館へ行くことにしました。(観光案内所で聞かなければタクシーで行っていたと思う。)弘道館にも大きな左近の桜がありました。そもそも弘道館とは徳川斉昭が安政4年(1857)年に開設した日本最大の藩校です。斉昭と慶喜の像です。玄関の外から控えの間の床の間の「尊攘」の掛け軸が見えました。水戸藩医で能書家として知られていた松延年の筆だそうです。安政3年(1856)に斉昭の命で書かれました。偕楽園のように、ここにもたくさんの梅がありました。ほぼ咲いておらず。蝋梅が良い香りを漂わせていました。弘道館では藩士とその子弟が学び、入学年齢は15歳。卒業はありませんでした。学問では儒学、礼儀、歴史、天文、数学、地図、和歌、音楽。武芸では剣術、槍、柔術、兵学、鉄砲、馬術、水泳などがあったそうです。好文亭と違って中では撮影ができませんでした。しかも、いきなりガタガタと大きな音と揺れが。茨城で震度4の地震が起こったのです。古い建物なので、あわてて外に出ました。('◇')ゞすぐに揺れもおさまりましたが、かなりこわかったです。( ;∀;)弘道館からまた歩いて水戸駅にむかいます。やっぱりマンホールも梅ですね。水戸駅付近で遅い昼食(おそば)を食べて、地震によるダイヤの乱れを心配しつつ常磐特急を待ちます。行きと同じ常磐特急「ひたち」は、遅れもなく到着。ちょっとした小旅行を楽しんだ一泊二日でした。(おしまい)