カテゴリ:京都
祇園祭はやはり夕方からが趣があります。
日中は36度近くあったのが、すこーしずつ気温も下がってきます。 綾傘鉾でとっても興味深い棒振り踊り(お囃子も)を見たあと、いくつかの山鉾をまわってみました。 四条通の月鉾です。 鉾頭を見上げるとまさに三日月のごとく。(*'▽') この鉾は最大で懸装品も一番豪華です。(翌日の午前中に再度見ました。) 同じく四条通の函谷鉾。 夕方、バスと一緒に。 鉾のてっぺんについているのは、三日月と山形です。 これは、山中の闇をあらわしています。 真木の上の方に孟嘗君、その下に鶏がまつられているそうです。 中国の孟嘗君が函谷関で家来に鶏の鳴声をまねさせて関を通過したという故事にちなんでいるのでタペストリーにも鶏が描かれています。 (清少納言はその故事をふまえて百人一首を詠んでいます。) お囃子は駒形提灯ともるころ 四条通を西に行くと、長刀鉾が見えてきました。 長刀鉾の上では お囃子の演奏(動画はこちら)が行われていました。 この鉾にのぼれるのは男性だけです。 長刀鉾と放下鉾だけがいまだ女人禁制ですが、それも京都の歴史と伝統を守ろうとする姿勢と関係しているのでしょう。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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