カテゴリ:京都
午前11時近くにホテルを出るべくフロントに降りました。
あらかじめ部屋にあった発払いの伝票に記入して、段ボールも持って。 しかし、祇園祭の前祭は二日間、後祭は24日のみ、ゆうパックの受け付けはしないとのことで、改めて別の会社の発送伝票を書き直し。 チェックイン時にクレジット払いしてあるので、チェックアウトの時はカードキーを返すだけ。 ホテルから四条通方面へ出るべく、南下していきます。 以前も撮影した四条室町付近に出ました。 ここなら前列で撮影ができます。 ただし、このあたりに巡行が来るまではだいぶ時間があります。 それで、東へと場所探しに歩いて行きました。 遠く東(八坂神社方面)に巡行がちらっと見えます。 四条烏丸を超えると、急に人が多くなりました。 しかも、希望していた日陰の方は人がすごくてもう最前列に入れません。 あきらめて道路を渡り、日なたの方へ。 そこも厳しかったのですが、なんとか外国人旅行者が場所をあけてくださいました。!(^^)! パトカーの先導で、トップは「祇園会」と書かれた旗を持った人が。 9世紀から続く八坂神社の祭礼で、明治までは祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれていました。 くじ取らずで一番は「橋弁慶山」です。 前夜の宵山では会所の二階に鎮座していた義経と弁慶が乗っています。 五条大橋の欄干等は巡行だとよく見えないですね。('◇')ゞ 二番目はこれもくじ取らずの「北観音山」です。 さすがに大きいので、曳き手も多い。 北観音山を真横から。 水引や胴懸けがよく見えます。 今度は見送り(後ろに下がっているタペストリー)が見えます。 (写真は2015年の巡行出発前に会所近くで撮ったもの。囃子方などが乗ってしまうと見えません。) この山のご神体は楊柳観音像と脇に韋駄天立像が祀られています。 観音像は鎌倉時代に日光から京都に伝わったものだそうです。 三番目はくじで決まります。 今年も山一番をひきあてた「鯉山」です。 この山はよく山一番をひくようです。('◇')ゞ 左甚五郎作の鯉が見えます。 龍門の滝を登り切った鯉は龍になるという中国の「登竜門」の故事を表現した山です。 ここのタペストリーは以前から何度も書いていますが、ベルギーの織物で歴史ある逸品です。 この見送りも含めて(ギリシャの叙事詩『イーリアス』の名場面を描いた)すばらしい文化財です。 もっとも平成に新調しなおしたものが多くなりましたが。 四番目はくじで決まります。 八幡山です。 朝、新町通で追い抜いた山です。('◇')ゞ この山の胴懸けや見送りも豪華です。 鳥居にはハトがしっかり止まっていますね。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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