カテゴリ:京都
四条烏丸の交差点付近で見ている巡行の続きです。
少し日があたる場所だったので、カメラが熱くなったり、「カメラ内部の温度が上昇しています。」というお知らせが数回出ました。バッテリーを取り出すとすごく熱い。慌てて別のバッテリーと取り替え事なきを得ましたが。 五番目に来たのが黒主山です。 子どもたちも前の方を歩いてきます。 謡曲「志賀」により、歌人大伴黒主が桜花を仰ぎ見ている姿を表しているそうです。 御神体は寛政元年(1789)の作。 前日の宵山の会所でもみましたが、大伴黒主さんが山桜を見上げているところです。 以前は枝垂れ桜だったそうですが、古事にのっとって山桜にかえたとか。 六番目はくじ取らずの南観音山です。 ここは、宵山で日和神楽のあとあばれ観音もするので、みなさん特にお疲れではないかと心配してしまいます。('◇')ゞ 四条烏丸の交差点よりも八坂神社よりのところに給水所があり、どの山鉾もここでちょっと休憩。 そこでみなさんに紙コップに入った飲み物が配られますが、さすがに屋根方の人たちは上の方に飲み物を置いておくようで給水所で飲み、その後もこの中の方に片付けるのではないかと想像しています。('◇')ゞ その下に囃し方の人たちが乗っているので楊柳観音さんも善財童子も見えません。 見送りは加山又造の原画による「龍王渡海図」。 宵山の日に搭乗した時に会所で加山又造展が見られたのもうれしかったです。 会所で不定期に見られる異无須織(いむすおり)を駆使したペルシア緞通は、金銀のモールを織り込んだ17世紀の名品で世界にわずかしか現存していないそうです。 天明の大火の際にも、観音像とともに災禍を免れたとか。(*'▽') 七番目には役行者山が来ました。 山伏さんたちがほら貝を吹き鳴らしてきます。 ほら貝の先導での巡行、とても印象的でした。(*'▽') その様子の動画はこちら。 (つづく)
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