2020/04/18(土)10:33
ロボット警備員 鍵貸し出し
こんにちは、うさけいです。
ロボの話です。
少し前の土曜日でロボと一緒の勤務の時のことです。
入館記録表(業者名や貸し出し記録が書かれています。)を見ると不自然な鍵の貸し出しを見つけました。
その鍵は貸し出しには事前許可が必要な鍵で、警備で勝手に貸すことはできません。
さらに言うとその鍵の扉は電気錠で、作業の関係上事前に解錠許可が出ていて開いている扉でした。
つまり鍵を貸す意味がありません。
なのでロボが休憩から帰ってきた時に聞きました。
「これ貸しちゃだめな鍵だろう。何で貸したんだ?」
「業者がテナントの人と一緒に来て『貸してくれ』って言ったから貸した。」
子供かっ!
『貸せ』って言われたら貸すのか?
まあ、貸したんですけど。
「『貸せ』って言われたって貸しちゃいけない鍵なんだから、貸したらだめだろう。それにテナントさんが一緒なら鍵貸さなくても開けられるだろ。あと、そこ解錠依頼が出ていて開いているんだから、鍵を貸す意味ないだろ。」
「うん、結局その扉の鍵じゃなかった。」
それはそうだよな。開いている扉の鍵、借りるわけないんだから。
「アラーム弁室の鍵だった。」
「何でアラーム弁?今日の作業内容でそこ入らないだろ?」
「業者が見たいって言ったから。」
子供かっ!
見たいって言ったら入れるのかっ!
「お前、スプリンクラー室なんか勝手に入れたらだめだろう。」
「スプリンクラーじゃなくてアラーム弁室。」
「アラーム弁はスプリンクラー室に設置されているものだ!そもそもアラーム弁室なんてものはない!」
「・・・・・」
「それにお前、もし業者がアラーム弁いじったらどうなるか分かっているのか?」
「・・・・・」
「火災警報が出て避難放送が流れるんだぞ!」
業者がアラーム弁の操作をする時は、連動停止を行って火災放送が流れないようにしています。
そういった重要箇所なので入室も事前許可が必要です。
話をきちんと聞く力と理解する能力があれば起こらない問題ですが、ロボにはどちらもないのでこういったことが普通に起こってしまいます。
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