早期英語教育、どう思いますか。
私は帰国子女(小学4年~中学3年の5年間)なので、ある程度ふつうに会話できるほうだと思う。ダンナは日本育ちなので、けっこう苦労しているみたいである。文章は読み書きできても、会話が悪戦苦闘。私がアメリカに短期単身赴任出張しているときに、遊びに来たのだけれど・・・あるとき、レストランで、"Cappucino Please." と追加注文したのだが、何故か、目の前にはあったかい紅茶が。ふたりして「???」と暫く悩んだ結果、どうやら・・・"A cup of tea, please."と間違って聞こえてしまったらしい。確かに、中国人は、「ティー」が「チー」になっていることが多々あるので、、、言われれば似ているかもしれない、この2つの文章。気付いてから、私は強く、変えてもらうことを進めたのだけれど、ダンナはすねちゃって「もー、いい。紅茶飲む。」と、紅茶をすすっておりました。・・こんなエピソードはかわいいほうかもしれない。まずは、私に頼らず、自分で注文したダンナには拍手。・・多くの日本人って、「かわりに××って言って」と英語が話せる人に頼ってくることが多いのです。対して、ほかの人種は、発音が悪かろうが、何度も聞きなおそうが、自分で堂々と話す人が多いのだけれどもね。古来からの日本人特有の、英語圏での奥ゆかしさって、きっと、「長年英語を習ってきたのにしゃべれない(と思い込んでいる)(かつ、通じないことが多い)ことへの引け目」「海に囲まれた単一言語の国なので、過去に恥ずかしい思いをしたことがないまま育ったため、プライドを傷つけられる免疫が出来ていない」の2段構えなんだろうなぁと思う。(他の理由もあるかも、ですが)もうすぐ小学校でも英語教育が導入されるらしい。賛否両論の嵐らしいのだけれど、ヨーロッパの国々では、2ヶ国語ぐらい学校で習って当たり前の国が多いみたいだし、インドなどでは、上流階級の子供は学校では全て英語で習うらしい。(家庭では、各言語らしいけど。インド自体も、地方によって言語が異なるらしい。)ということは、別に人間の生理学に反する行動をしようとしているわけではないのだろうと思う。けれども、いまの日本のなまぬるい教育制度のなかで2ヶ国語を並行させたら、日本語も英語もどっちつかずの子供が出てこないか、心配です。みなさん、どう思います?