2005/03/04(金)17:13
『報復』 ジリアン・ホフマン
『全国の書店員が熱狂!』
こんな帯が かかってたら・・・買っちゃうでしょう?(笑)
著者のジリアン・ホフマンは
検事局や法執行局で活躍した経歴の持ち主。
退職後に書いたこの『報復』の中で
彼女自身の経験が上手く物語に反映されている。
過去に残忍なレイプの犠牲者となった主人公クローイ。
彼女は 名前や髪の色、住む土地も変えて検察官として生きている。
事件からだいぶたった今でも、心身の傷が癒やされてはない。
そんな彼女が今1番力を入れているのが、ある連続殺人事件。
その法廷で聞いた犯人の声は・・自分を襲った男の声だった!
ストーリー自体は そんなに物珍しくは無かったかな。
でも、次は?この次はっ!?・・ってな感じで一気に読んじゃいました。
徐々に明かされる殺人鬼の手口が あまりにも残酷で・・・
正直、気分が悪くなりましたが それでも止めることが出来なかった!!
主人公が女性で、特別強くも無く・・むしろ心身ともに弱っている。
そんな彼女だからこそ、感情移入して読めたのかも・・・。
犯人は捕まってるのに何故か怖い・・・怖いんですよぉ(涙)
蓮4044