やつらはときどきやって来る
前回、スティーヴン・キングの読書日記をアップしたので、タイトルもキングっぽくしてみました。キング・ファンじゃない人のために解説しますと、元のタイトルは「やつらはときどき帰ってくる」。故郷の高校に教師として赴任してきたティムが、かつて兄とともに死んだはずの不良達とそっくりの転校生を迎え、少年時代の悪夢に引き戻されて行く、というストーリー。で、やつらとは、<死んだ人間達=ゾンビ>ですね。この作品は、映画にもなったので、見たことがある人もいるのではないかな?ちなみに、映画のタイトルは、「ブロス/やつらは時々帰ってくる」。さて、これからご紹介する3つの事件は、夏も終わろうとしている9月の最終週に起こりました.......。<やつら、その1> うららかな日曜日の朝にやって来たのは.......。花の水遣りのためにベランダに出た私が見たものは、ベランダの手すりに網を張る大きなクモ!ジョロウグモ(女郎蜘蛛)です。黒や黄色の綺麗な配色をしているクモなのですが、こんなところに巣を張られたら、お布団を干せないですからね。すぐに、虫担当大臣のだんなを呼んで、撤去してもらいました。<やつら、その2> まだまだ暑い月曜日の朝にやって来たのは.........。朝、時々エレベーターで一緒になる小学3年生くらいの男の子がいるんだけど、彼はとても虫好き。私は密かに「虫くん」と呼んでいる。で、エレベーターを待っていると、向こうから虫くんがやってきた。で、天井を見て一言。「あっ、大きなカマキリが....」げっ 見ると天井の丸い蛍光灯に、体長10cmはあろうかという大きなカマキリがへばりついているではありませんか写真を撮って見せてあげたら、喜んだ虫くんが、うれしそうにまた一声。「もう一匹いるよ」うっ 蛍光灯の脇に、さっきのよりは少し小ぶりのカマキリがくっついていました。たぶんオオカマキリだと思うんだけど、こいつらはまだまだ活躍のようで、つい最近も外廊下の壁にピタッと張り付いているのを見かけました.........。<やつら、その3> 雨の降る肌寒い火曜日の朝にやって来たのは.......。出勤前にベランダの花に水をあげていると、カシミアケイトウの鉢の向こうに何やらうごめく黒い物体が 良く見ると、ひっくり返って死にかけているコクワガタでした。日中は暑いのだけれど、朝晩はかなり冷え込んできたので、もう寿命なんでしょう。脚を細かく震わせているのがかわいそう。でも、時間もないし、何もしてあげられないので、「ごめんね」とつぶやいて会社に出かける私でした。秋になってきたので、あまり「やつら」と遭遇することは少なくなってきたけれど、油断をしていると、いつ何処で出会うか分かりません。まだまだ気が抜けない、今日この頃です.......人気blogランキングへ