2006/09/20(水)16:19
アンジェラの灰
聞いたことがあるタイトルだったので借りた 『アンジェラの灰』
フランク・マコートが自らの半生を綴った回想録を、アラン・パーカーが映画化。両親の生まれ故郷アイルランドで、兄弟の死という悲しみや貧しさに直面するが希望を忘れず、やがてアメリカへ旅立つ長男フランクの物語。
1930年代、希望を求めてNYへ渡ったマラキとアンジェラは結婚し、5人の子供に恵まれた。だが末娘が病死、悲しみにくれる一家は生まれ故郷のアイルランド、リムリックへ戻る。だが双子の兄弟が死に、母アンジェラは涙にくれるばかり。父マラキは職にもつけず、毎晩パブで酔いつぶれている。苦悩する両親を見守り続ける長男フランクは、一家を襲う過酷な運命に直面するうちに、やがて自立と希望を胸に抱き始め・・・。
そうなんだ 自伝なんだ・・・
一時も晴れ間の見えないような天気 雨が降っても傘など無く 道は水で溢れ 生活排水もトイレも道にぶちまけているような暮らし
アイルランドと北アイルランドで階級差別があり 職につけない父親 職にありついても知らない人に奢り文無しで泥酔状態で帰って来る父親
「うさぎの様に次から次から子供を産んで」と母の姉には言われ
甲斐性無しなのに「妻としての務めを果たせ」という夫
次から次から産んだ子は 次から次から死んでいく 食べ物も火も ないんだもん
悲惨 としか言い様がない・・・しまいに「なんでもいいから頑張って生きていけ」と思ってしまう
でも 一生懸命この生活から抜け出そうと働く長男のフランキー
アメリカに渡るお金を貯めリムリックを出る
なにが アンジェラの灰 なのかと思っていたら続きがあったのね
映画はアメリカに着き自由の女神を見るところで終わっているんだけど この後の話が
『アンジェラの祈り』
これは 映画にはなってないにかな?