うさとら日記

2007/07/31(火)15:58

吉原手引草  松井今朝子  幻冬舎

読み終わりました~(158)

直木賞受賞作品  吉原手引草               【内容情報】(「BOOK」データベースより) なぜ、吉原一を誇った花魁・葛城は、忽然と姿を消したのか? 廓遊びを知りつくしたお大尽、田之倉屋平十郎を相手に一歩も引かず、ついに本気にさせた、若き花魁葛城。一夜にしてその名は吉原中にとどろいた。 「美しいばかりではない。名妓に必須の”張り”がある。あれほど肝のすわった花魁は後にも先にもいない」 十年に一度、五丁町一を謳われ、全盛を誇り、越後の縮問屋への身請けも決まり、まさに絶頂を極めたそのとき、葛城は、忽然と姿を消した。一体、葛城に何が起こったのか。遣手、幇間、楼主、女衒、お大尽ーー吉原に生きる魑魅魍魎の口が次々に語る、廓の表と裏。そして、隠されていた真実が、徐々に明らかになっていく……。遊郭(くるわ)を舞台に夜ごと演じられる男と女の仮りそめ芝居。そこに渦巻く人間の欲と業を、鮮やかに描ききった松井今朝子の最高傑作長編、堂々完成! 直木賞受賞の報が出たとたん パクチーナ嬢からきたメール 『吉原の話しだって 読みたいよね?読みたいでしょ?読むよね?』 (こんな感じだった) 好い所を突くね~ 時代物 廓話 女性作家 直木賞受賞作品・・・もう 読むしかないでしょう~(*^。^*)ニンマリ 早速楽天BOOKで検索すると 『予約重版』あと何冊??って出てた とりあえずポチっ! そしたら その晩 湯河原のお友達からメールが 『ちょうど読んでた「吉原手引草」直木賞獲ったんだって~面白いよ~うさちゃん好きでしょ?送ろうか???』 きゃ~\(◎o◎)/! 残念・・・ 『その話し今日聞いてネットで注文しちゃったんですよ~また何かあったら教えてくださいね~』 それがちょうど二週間前・・・ 時間かかるだろうな~って思っていたら思いの他早くきた こういうのは 新鮮なうちに読まなきゃね で 面白かったです~ 引手茶屋の内儀 見世番 番頭 番頭新造 水揚の客(酒問屋の隠居) 米問屋の婿養子 舞鶴屋楼主 床廻し 幇間 女芸者 抱え船頭 指切り屋 女衒 小千谷縮問屋 蔵前の札差 葛城花魁の事をいろんな人が その言葉使いで話しているのを 聞きまわっている 葛城花魁は出てこないのに 話を聞いているだけで人柄に引き付けられていく 時代物 遊郭話 ミステリー どのジャンルにも当てはまるいい読み物でした 最後はぞわっとしたよ (*^。^*)

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