[弱小中小外資系の非常識な常識]の記事一覧 | iPodを使いこなして英語もビジネスもスキルアップ：雑感

FedEx Kinko`sから生中継

明日からある仕事で出張するのですが、大型出力が必要なので、キンコーズにやって来ました。ＰＤＦファイルのＡ３を拡大してＡ１のポスターを作ろうと思っていたのですが、実は大型出力は９:００～７：００までなんですとー！！！ううん、困ったマスター。「Ａ３のＰＤＦファイルなんですけど、拡大して４枚とかに印刷できますか？」「ＰＣの設定でお客様がやっていただければ・・・」「（だからそれが出来るかどうかをきいてんのっ）」「・・・」「それじゃWindowsのＰＣお借りします」「ただいま満席で・・・」「どれくらい待ちます？」「今１０分の予定の方が過ぎてるので・・・」「まあ、それでも待ちますので」ということで、用紙に記入してすぐに席が空きました。とりあえずいろいろ設定をいじってみたら、なんとかプリンターの設定で拡大印刷が可能であることがわかりました。というわけで、まずはモノクロでトライ！無事完了！最後にカラーで出力・・・。ふう、よかった。一部の図が切れてしまったのですが、まあ大きな影響はないので、良しとしましょう。ああ、なんとか無事に終了です。大型印刷に比べ、ＰＣ使用料込みでも思っていた予算よりかなり安く済みました（笑）。

超日本的な弱小外資系企業の実態その4

忙しい時間をやりくりするビジネスパーソンのための「iPodでらくらく英語リスニング」を実践するiPod英語学習研究会のシンヤです。　（20000アクセス感謝、感謝）　メルマガも愛読しているターレス今井さんの日記に面白いネタがありました。組織におけるプロジェクトリーダーの役割について。　内容はこちらをお読みいただいて、我が弱小中小外資にも（悪い例として）当てはまる者がおります。　リーダーであってリーダーに在らず。外資系って、結構シビアに役割分担が分かれていると思いきや、そうでもないんです。　とくに中小だと、グループ分担と業務分担がばらばら、メチャクチャである部署がいわゆる「何でも屋」として、ケツ拭き、尻拭い、後処理を担当することになる場合がとっても多いんです。　こまごましたことまで口を出すリーダーに限って、一方的で傲慢で、自分の主張を譲らない、おまけに話が長い・・・とトリプル（その上？！）ダメージを受けてしまうので、誰も反論／異論を唱えなくなってしまい、なかばあきらめムード。　まあ、自分のできる範囲でがんばって結果をだすしかないなと。反面教師として、こういう人にはなるまい！と固く決心しながら成長して行きたいものです。　今日は暗くなりがちな話題でしたが、次回は外資系でおいしい話をしますね。シンヤ---------------------------------------------------　８／１よりこちらの市販教材を用いてiPodリスニング実践中。

超日本的な弱小外資系企業の実態その４

この投稿も４回目を迎えました。明日から米国本社へ出張です。今回は目標であるアメリカ本社勤務に向けての重要な布石を打とうと練っております。さて、本日はその「海外出張」をお題とします。　超日本的な弱小外資の場合の多くは「社員が英語を使えない」場面が大変多いという矛盾でしょう（爆）。たいていの社員はまず英語が話せない、電話できない・・・結局コミュニケーション出来ていない・・・（哀）。わが社でもコミュニケーション不足のために解決できない問題があったり、本社から情報が取れないので日本サイドで販促を一から考えなければいけなかったり・・・という場面がとっても多かった気がするのです。　裏を返せば、英語が使えれば社内でかなり有利な立場に立てます。たいした実力がなくても重要な仕事が任せられますし、大切な役割を担うことも多くなるのです。　事実私は現在の勤務先には2001年から勤務しているのですが、その年末にいきなり海外出張の機会が与えられました。行き先はプエルトリコ！ってどこ？ってキューバの方なんですが、まあ行くには大変なところでした・・・。　脱線してしまいましたが、その出張を境に、本社に多くのコネクションができたので、その後の仕事の進め方に幅が広がり、情報がたくさん集まるようになって、結局2003年の年初にもハワイで行われた米国本社主催のセールス会議にも参加。またまたコネクションを広げ、それ以来米国本社からの来日時には仕事だけでなく、観光に連れて行ったり外食したりすることを楽しんでいます。しかも、会社のお金でどうどうと遊べるのです！！　今日はどちらかといえば、英語がつかえることによるメリットをお話しました。次回以降は、再びドロドロした実態に迫りますぞ！皆様のご意見、ご感想、同意、反論等謹んでお受けいたします。よろしくお願いいたします。（その５へ続く）。

超日本的な弱小外資系企業の実態その３

こんばんわ。今日はズバリ「効率的な組織」について。外資系は首切り、リストラ、・・・結構派手にやっているイメージがありますが、それは一部の大企業や本当の外資が入ったベンチャーだけ。いわゆる私の勤務先のような、商社上がりが始めた弱小中小外資は、完全に年功序列にどっぷり浸かった、変化を好まないMiddle-agedが数多くおります。　現在の組織は年齢層でみると完全に２極化しており、ここ３、４年のうちに入った新卒プラス転職組（おおよそ３３以下）と、勤続１５年以上のベテラン４０代以上というグループになっております。　私のところはなぜか、営業事務、クラークと呼ばれる人たちにもたいそうなお局様がごろごろしており、おそらく彼女らの人件費が最も高いという噂も・・・（爆）。そのうち半分は定時帰社し、シーズンに１回の海外旅行、都内にマンションをもつお気楽系、のこりの半分は残業しまくりで小銭を稼ぐ輩・・・。誰にでもできる仕事なんて、それこそパートや契約社員にして人件費、固定費の削減をするのは今や外資のみならずとも短期的な利益追求を求められる国際企業の宿命であり、また常識的な事実。しかし、日本的な我が社の経営者（事業部長）は、全体を見た舵取りはまったくしていない。すべて下におろしてまかせっきりで、固定費を圧迫するお気楽社員の首も切れずに今日も、お気楽事務の残業代がごそっと落ちていった事でしょう。　人も増やせず売上げも上がらず、こんな状態のときには痛みを伴うてこ入れも必要だし、アウトソーシングやパートの活用で切り抜けていくしかないじゃないか！　　また、何よりもおかしいのは頭を使うべき人の集まりであるマーケティングという部署に純粋な事務担当がいないこと。宛名書きだったりコピー、荷受け、発送、簡単な書類作成等２０人近い組織にもかかわらずパートさんのように気軽にお願いできる担当者が皆無。それぞれ個々が自ら全ての作業を強いられているのです。それぞれが起業家であり事業主であれば当然でしょうが、会社組織内のグループなのにこんなありさまです。まあ、裏を返せばみんな独立した楽天内のショップオーナー状態。それぞれで担当製品郡の販売目標を持ち、営業に売ってもらうための施策からプロダクトマネージメントの泥臭い在庫管理、クレーム受付、もちろん戦略的思考も・・・。　最近は自分たちの実務のうち、時間を費やしている順番をつけて、それぞれは自分がいなくなっても代替可能かどうか、ということを考えますと、少なくとも６０％は自分ではなくても誰でもできる作業であるのです。　もっと頭を使いたいが実務は時間を取られる・・・結局物理的に頭を使う時間を捻出するのが困難で・・・時間の使い方に付いては別の議論も必要だろうが、まずは役割分担の明確化、人件費の圧縮も考えてパートの導入は必須なんです。それも結局は「今年は売上げが・・・」という言い訳で実現しそうにないのです。なんといっても、我が社の経営者はリスクをとる事に関して、かなり小さなリスクであっても首を縦に振りませんから・・・。　皆さんのところはいかがですか？

超日本的な弱小外資系企業の実態その２

会議；皆さんの会社では会議というと、どんな感じですか？TバックさせていただいたAFN FANさんのように「Productiveではない」「退屈だ」と言う方が多いのではないでしょうか。　超日本的な弱小外資の我が社も当然、会議と言えばまったく時間の無駄。会議というか報告会と稟議の場となっています。一昔前の一部上場企業の会議（といっても私はそんな企業に勤務の経験がないので憶測ではありますが）の形態がまかり通っています。特に営業リーダー会議などと称しているものは、単なる数字の進捗、報告に終止。市場の流れをつかみ、それに対するアクションプランを立ち上げてその月に何をすべきか決定する、などという会議本来の機能はまったく果たしていないのです。　われわれ現場の人間が中心で行う会議の場合は、特に転職組が多いこともあって、議題をあらかじめ設定し何を報告し、問題点を提起し、アクションを決定するまでを目標に置いた上で行っています。　中小企業診断士ブログさんが書かれている悪い会議の例にまったく当てはまっているのが、特にリーダー、管理職クラスの会議なのです。まったく、高給取りが集まって１日使って行う会議で、何を報告し合って満足しているんだか・・・。（その３につづく）。

超日本的な弱小外資系企業の実態その１

外資系・・・この言葉を聞くと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。コカコーラ、マクドナルド、IBM、マイクロソフト、HP、アップルなどなど有名企業でしかも日本で成功を収めている大企業のことをさすことが多いでしょう。しかしながら実は、日本○○、△×○ジャパンなどと外資系のような社名の実態は、従業員数名～１００人程度のちいさな組織であることがほとんどです。そんなちいさな組織でも、本音と建前、年配者の人間関係、事前ネゴ、根回しなど建前の組織とはまったく無視して動かないといけない、とってもわかりにくく日本的なルールがあります。こういうのも、私が早く国外脱出したい大きな理由です。　私は根回しとか、本音と建前の使い分けなどがとっても嫌いです。はっきり言って時間の無駄です。責任をなすりつけ、その会議をするなど言語道断なのです。　かくいう私も、多国籍企業として５０００人もの従業員が働くアメリカ企業ではありますが、ほんの１００人あまりの日本支社、つまり弱小外資系の一員であります。　そんな外資系って、昔はたんなる商社だったんですよね。しかも業界がそれなりに伸びてきていたので、中で働く人間は創業以来の生え抜きばかり。頭は固いし、とにもかくにも保守的。何よりも人の和、集団会議決定を重視し、スピードなど無関係。新しいことにチャレンジしようものならまずは否定、徹底的に出る杭は打つというなんとも残念な社風。そんな純、日本的な日本支社ですが、競合他社があるBusiness Unitを買収のため、人ごといなくなる、なんて外資的なことも時にはあるので、ああうちって外資だったんだ・・・と気づくこともあります（苦笑）。　私の勤務先も特に管理職は何にも変えようとしないし、市場が大きく変革しようとしている中、新しいチャレンジもリスクもおかそうとしない。そのくせ社内ルールを増やす、会議を増やすような時代と逆行した策を始めたり、建前だけで組織を分割したり、ヒトを動かしたり、全く一貫性がありません。　こんな頭の固い年配の経験者を相手にしているのは大変時間の無駄だとも思えて、本来は筋としておかしいんですが、最近は直属の上司よりも実務に関わることが多い上司に相談、報告しなければ、仕事が円滑にすすまない。というのも結局その上司のが私の直属の上司よりも影響力が大きく、私の上司も彼からの提言、意見にはまったく反対することができないのです。　なんだか支離滅裂になってしまいすみません。とにかく、外資系って結構表向きだけだったりします（その２に続く）。