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Aug 27, 2007
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カテゴリ:映像
「ファースト・キス」

◎発言者に対するリアクションをはさみ、発言者への感情移入を強化する
井上真央が平岡祐太に別れを告げるシーン。
「患者(井上)と付き合うならば、病院を辞めなくてはならない」と平岡(医師)は上司に言われる。それを知った井上は、平岡のために別れを告げに行く。平岡のことを思っていながらも平岡の将来を危惧して、井上は平岡に別れを告げる。

井上「私と付き合うために辞めるの?」
平岡「病院は辞めてもかまわない」
井上「将来をあきらめて病院を辞めるようなあなたは好きじゃない」
平岡「辞めるのは病院の方針に納得できないから」
井上「そんな先生に命を預けられない。目標に向けてがんばるあなたが好きだったの。別れましょ」

井上は、平岡が病院を辞めることを責める。平岡は反論する。しかし、井上は平岡に別れを告げる。
命の短い井上が平岡のことを思って苦渋の選択をしたという悲しいシーン。
井上は強気を装っているが、本当は平岡のことが好きで、別れたくないが別れるという
井上の心情に共感するべき重要なシーン。


<映像の持って行き方>
井上の顔のアップが中心。
井上の言葉に反論する平岡の言葉のカットはロング。
井上に感情移入させるために、井上の顔のアップが多用される。
ここまでは定跡。

さらに、井上の言葉に対して、言葉が詰まる平岡のリアクション表情をアップで使用
井上が話しているところでは基本的に井上のアップであるが、
井上の言葉の最後や平岡に衝撃を与える言葉のところには
平岡のリアクション表情がインサートされる。

そして、井上が最終的に別れを告げるシーンでは同ポジでも構わずにつなぎ
まくし立てている感じを出している。


その前提として、このシーンに華を添えているのが"驚き"だ。
驚き1 井上真央が家を出る(伊藤英明が寝ている中)
驚き2 病院ロビーで待っていると平岡祐太が来る(平岡祐太を呼び出すシーンはない)
驚き3 「行きたいところはない。あなたとは行きたくない」と井上真央は平岡祐太に別れを告げる(酒井若菜との会話では、行きたいところはなくても良くて相手と一緒で楽しければどこへ行っても最強のデートになる、という話になっていた。そのため視聴者は、デートの場所を約束しに行ったのだと思い、別れを告げるものとは思っていない)

これらの驚きがあるために、視聴者は
「単なる別れのシーン」として見るのではなく、
「ドキドキする別れの重要なシーン」として見ることができる。







Last updated  Aug 29, 2007 02:50:06 PM
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