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April 22, 2018
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カテゴリ:音楽機材
デジタル音声伝送技術よりDanteとMADIについての情報を個人的な覚書きとして記載する

Dante​:TCP/IPに音声信号情報をカプセル化する方式
開発元:Audinate社が中心に規格化
ベース技術:
TCP/IP
最大チャンネル数:512ch※条件により変動
対応周波数:44.1 / 48 / 96 / 192kHz
端子形状:RJ45、イーサコン(RJ45コネクタタイプ)※一部,光ケーブル対応機器を使用する場合がある
メリット:既存の​ネットワーク機器を流用して接続​を実現させることが出来る
デメリット:既存ネットワークを使用する為,振る舞いが​TCP/IPの基準ルールに則っていないような機器があると誤作動する恐れがある​


MADI:独自の規格を使用して音声をデジタル伝送する方式
開発元:AMS/Neve, SSL, ソニー, 三菱, AESが中心となって規格化
ベース技術:AES/EBU
最大チャンネル数:56ch※条件により変動
対応周波数:44.1kHz / 48 / 96 / 192kHz
端子形状:75ΩBNC, SCタイプオプティカル等
メリット:独自規格なのでMADI未対応機器を使用しない為,​想定外トラブルが起き難い​
デメリット:接続の形状こそ75ΩBNCやSCタイプオプティカルケーブルを利用しているが内部プロトコルは独自な為,​対応機器以外での接続実現等の自由度はない​


※REAC(Roland Ethernet Audio Communication):Roland社が独自規格で設計した音声デジタル伝送方式
Roland製品にしか基本は搭載されていない為,対応機器が少ない.
形状こそRJ45だがTCP/IP機器やDanteとの互換性はない.
各種変換器はRoland社から出ているが仕様差異がある為,完全互換ではない.
一般的な音響の世界ではスタジオや放送等トラブルを少しでも避ける分野ではMADIを,イベント等の仮設では機材の調達性等を考慮してかDanteを利用する傾向がある.
近年では導入コストと運用コスト等を比較して比較的に安く上がる可能性が高いDanteが優勢になっているようにも感じるがハッキリとは言い切れない.

元々,各々は販売チャネルが同じとは言えない.
例えばMADIは接続に放送業界で多く使われるSDI用75ΩBNCを流用出来る事や,Danteは施設配線に多く使われているCatケーブルが流用できる等,その設計思想そのものがそれを物語っていると言えるだろう.

しかし,販売チャネルや設計思想よりも施設等では機器導入を支えるディーラーの都合や施設側の大人の事情で機器選定(コネクタ含む運用選定)される事が多いのも相まって現在では各箇所でバラバラとなっている.
もちろん,一長一短でありどちらが優勢という事は正直ないので仕方がないと諦めて欲しい.
音響屋にとっては非常に悩ましい事象の一つではあるのだが・・・

MADIとDanteに関しては長年難しいとされていた相互変換を行える機器がFPGA等の利用により回路構成含め近年では可能となり市場でも高額ながらも出回るようになってはきた.
もちろん,どちらも冗長伝送を可能としているものの送受の規定等が異なる為,完全互換になる事はない.


FerrofishFerrofish A32 Dante
※お取り寄せ納期約1ヶ月
以上,何かのお役にたてれば幸いである.






最終更新日  April 22, 2018 05:34:01 PM
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