2008/06/01(日)06:52
ニャンコの知恵
早いね~、今日から6月です。
6月1日、日曜日。
だから何なんだって? それだけの話です
ウチの牛舎には以前は猫はいなかったのですが、
ある日、どこからか子猫を連れてニャンコがやってきた。
あら、お腹すいてるの?
と、牛乳をお皿に取ってやる。
おいしそうに飲む。
ニャンコ母さんは、狩りの名人。
当時沢山いたねずみを捕って、子猫に与え、
牛乳を飲み、子育てを始めた。
そうして、子猫と共に住み着いて、
いつの間にか子猫だけを置いて、ニャンコ母さんは出て行った。
置いていかれた子猫は、人との距離をだんだんに縮め、
すっかり我が物顔で牛舎に住み着き繁殖を開始。
翌年、出て行ったニャンコ母さん、また、子猫を連れてやってくる。
置いていく。
そうやって、いつの間にか猫が牛舎に住み着いて、
ねずみが消え、鳥の巣も消えた。
猫はテリトリーがはっきりしていて、
いくら自分の生んだ子猫でも、ある程度成長すると
強い猫が追い出してしまいます。
だから、増えすぎることはないんですが、
いくら大きくなっても、追い出されない猫がいる。
それは、小さい頃病気をして、体の弱いままに大人になった子。
元気な猫は弱者には優しいし、
弱い子は、ここを離れては生きていけないと、
絶対に牛舎から出て行くことはしない。
そんなわけで、我が家の牛舎には、育ちの半端な弱い猫と、
子育てのためにやってくるウチで生まれ育った雌猫達、
それと、やっぱりウチで育って他のを追い出しちゃった
ボス猫が生息しているわけです。
ニャンコたちの知恵には降参
写真はただいま子育て中のトラ母ちゃん。
ついでに、雨でもお散歩中のこうた君。
どこでもカジカジカジカジ。