鳩山新政権発足
ついに、鳩山内閣が発足しました。鍵を握る人が多く内閣に入りました。鳩山総理、菅副総理、平野官房長官のTOP3が、3人とも理系出身だそうです。これはすごい。理系の多い政府は仕事をする! らしいので期待できるかも。特に、 菅直人 副総理・国家戦略室(局)担当大臣 --政治主導で予算配分をしっかりやっていただきたい。 平野博文 官房長官 --総理を補佐し、閣僚調整の要として菅さんとともに 内閣主導を軌道に乗せてもらいたい。 原口一博 総務大臣 --地方分権・地域主権への移行に道筋をつけてもらいたい 地方行政の長の意見に耳を傾け知恵を結集して。 藤井裕久 財務大臣 --財源の確保、ムダの洗い出しを公約どおりしっかりと。 資源配分をどこまで帰られるか。 革新的な考えと現実的対応もできる人という 評価なので期待。 長妻昭 厚生労働大臣 --年金制度の見直し、雇用対策、インフル対策、医療制度、 等々問題山積ですが自分で望んだポストなので 存分にやってくれるでしょう。 岡田克也 外務大臣 -- 社民党と方針の違いはあるが、理念は同じはず。 自民党のスタンスだけが外交のありかたではない。 言うべきことは言う外交を。 仙石由人 行政刷新担当大臣 -- 行政のムダを徹底的に洗い出し、切る。 行政の仕組みを地域主権の方向に 根本的に変えるための道筋を! 民主党がどこまで一丸となって、政治主導、内閣主導を実現していけるか。そして、財源・資源を効果的に使えるように、再配分できるか。それによって日本の得意分野を延ばし、国民が経済的にも精神的にも豊かな生活ができるようにできるか。 ということに期待したい。 どなたかが、自己責任、自己責任と強調し、農業所得保障や、子供手当てに反対し、自分で生んだのだから自分で育てろとか、農業を選んだのは自分だから所得は低くでもがまんしろ、というようなことを言われていますが、 そうであれば、 各地方は、国に頼らず、自己責任でやったらいい、という発想になってしまいます。 中央の官僚などほとんど必要ない。9割以上地方に異動すればいい、ということになります。 しかし現実はそうはいかない。やはり財源の再配分は必要なのです。 ほんとうに必要なところに配分しないといけません。 そのためには地方の自主自立なのだと思います。 今までのように、特殊法人や、一部の企業が中間ハネしたり、必要性の薄い公共事業だったらそれはやはり、住民の幸せや、地域の発展につながらない。見直しが必要なのに、それが自民党と官僚の関係ではできなかった。 地域主権による地方の自主自立、国は国の仕事に専念し、内閣主導で動かしていく、 こういう体制に変えていく方向に舵をとるというのが民主党の最大の課題でしょう。